旧M2モデルとプロセッサー以外の違いはなさそう

アップル、M3搭載iPad Airと新型Magic Keyboardを発表。3月12日に発売

Image:Apple

アップルは4日夜、M3チップを搭載した新型11インチ/13インチPad Airを発表した。すでに予約注文を開始しており、3月12日に発売される。

価格は11インチモデルが9万880円(以下、税込表記)から、13インチモデルは12万8800円から。いずれも、前M2モデルから変更はない。本体色はスペースグレイ、ブルー、パーブル、スターライトの4種類だ。

新型iPad Airは、「M1搭載のiPad Airよりも2倍近く高速」とアップルは説明している。公式には前M2モデルとの比較は記載されていないが、M3搭載によって最大20%高速なパフォーマンスを実現していると思われる。

搭載チップの他にハードウェア的な変更は特になさそうだ。iPadOS 18やApple Intelligenceへの対応、カメラ性能やApple Pencil ProおよびApple Pencil(USB-C)に対応など、M3モデルM2モデルは同じ仕様である。

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新型iPad Air用のMagic Keyboardも合わせて用意される。こちらは、より広くなったトラックパッドと、スクリーンの明るさや音量の調節などの機能に簡単にアクセスできるファンクションキーを搭載する。カラーは白のみ。価格は11インチ用が4万6800円、13インチ用が4万9800円だ。

Magic KeyboardはiPad Airとマグネットで取り付けられる。ヒンジ部分にはUSB-Cポートも装備されており、パススルー充電にも対応している。

ちなみにiPad Airの寸法は、新型M3モデルと旧M2モデルで同じである(11インチは178.5×247.6×6.1mm)。そのため、新型Magic KeyboardはM2モデルでも使える可能性がありそうだが、検証を待ちたいところだ。

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