CAD画像と実物の印象はかなり異なるもの

「iPhone 17」シリーズの予想CG画像が公開、著名リーカー3人が裏付け

Image:Adnan Ahmad Ali/Shutterstock.com

次期“iPhone 17シリーズ”のうち、標準モデル以外は背面カメラ周りのデザインが大幅に変更されるとの噂が次々と発信されていた。それに沿った「CAD(設計図)画像」が登場したところ、信頼性の高い3人のリーカーらがすべて正しいと裏付けている。

この画像は、Majin Bu氏がX上でシェアしたものだ。同氏は未発表のアップル製品につき正確な仕様を予想したことが何度かあり、最近も「iPhone 16e」の製品名を1月初旬に最初に報告していた

「iPhone 17 Lineup CAD」と簡潔なキャプション付きのCG画像には、左から順にシングルカメラのモデル1つとデュアルカメラ1つ、トリプルカメラの機種が2つ含まれている。おそらく「iPhone 17 Air」、「iPhone 17標準モデル」「iPhone 17 Pro」および「iPhone 17 Pro Max」だろう。

この図面を著名リーカー定焦数码(Fixed Focus Digital)氏も支持しておりIce Universe氏も引用しつつ同意している。

ただし画像が正確だとしても、CAD図面はデバイスの外観を正確に再現したものではなく、カメラやボタンなど各要素の配置のみを反映しているに過ぎない。iPhone 14 Proに初採用されたダイナミックアイランドも、正式発表前のリーク画像では「画面にパンチホールが2つ」しか示されず、1つの表示領域になるとは分からなかった前例がある。

またiPhone 17 Pro Maxについては、Sonny Dickson氏が専用Magsafeケースと合わせて予想画像を公開している。Majin Bu氏の画像と背面カメラの配置こそ符合しているが、見かけはかなり異なる。

特に、両方とも右側のフラッシュとLiDARセンサーの位置は同じだが、Bu氏の画像ではカメラモジュール全体が盛り上がっているように見える。しかしDickson氏の画像では右と左が別々のバンプ(隆起)になっており、明らかに異なっている。現時点では、アップル社内でも複数のプロトタイプが存在し、最終候補が決まっていない可能性もある。

さらにiPhone 17 Airに関しては、YouTuberのJon Prosser氏が同様の予想CGをシェアしていた

以上をまとめると、iPhone 17シリーズの背面カメラ配置は次の通りだ。

  • iPhone 17 Air:水平のバンプにシングルカメラ
  • iPhone 17標準モデル:縦長のバンプにデュアルカメラ
  • iPhone 17 Pro/Pro Max三角形に配置されたトリプルカメラ

こうして並べるとまとまりがない印象を受けるが、ケースの仕上げによっては、iPhone 17シリーズの統一感が浮かび上がるのかもしれない。

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