Gurman氏はAirTag 2発表に懐疑的

iPhone SE 4、2月19日に発表か。アップルCEOが新製品を予告、AirTag 2も登場?

Image:Tada Images/Shutterstock.com

アップルのティム・クックCEOは、2月19日に「ファミリーの最新メンバーに会う準備をするように」との発言をXに投稿した。ここから、噂の「iPhone SE 4」ほか複数の新製品が当日に登場する可能性が浮上している。

この投稿には丸の中にアップルのロゴをフィーチャーした動画とともに、#AppleLaunchのハッシュタグが含まれている。その他の情報は提供されていない。

これまでの噂話から、2月19日にどのような製品が発表される可能性があるのか、その候補をいくつか挙げておこう。

「iPhone SE 4」または「iPhone 16E」

最も可能性が高いのは、新型のiPhone SEだろう。アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は今週中(10日~14日)に発表されると述べた後、「来週(17日~21日)までに」と微修正しつつ、「小規模な発表がある」と主張している

さらに同氏は「ティム・クックが新型iPhone SEを予告している」と最新の投稿で語っている

新型iPhone SEは、現行の第3世代よりも大きなディスプレイ(4.7インチから6.1インチに拡大)、USB-Cポート、Apple Intelligence対応のためA18チップと8GB RAMを搭載すると噂されている。iPhone 14標準モデルがベースとなるが、背面カメラはデュアルではなくシングルの見通しだ。

また、製品名は「iPhone 16E」になるとの噂もある。その場合は、最新のiPhone 16シリーズだといわれるだろう。

新型MacBook AirとiPad

MacBook Air、iPad Air、第11世代iPadの新モデルは「まもなく登場する」とGurman氏は述べている。同氏によると、多くのアップル直営店でMacBook AirとiPad Airの在庫が少なくなっているという

これらの新製品が来週発表されるのかどうかは、今のところ不明だ。Gurman氏は、MacBook Airについては「数週間以内に登場」として、少し遅れることを示唆している。

新型MacBook AirにはM4チップ、iPad AirはM3チップ、第11世代iPadにはA16またはA17 Proチップなど、新たなプロセッサーの搭載が予想されている。このうちMacBook Airは超広角カメラを搭載してセンターフレーム対応の可能性もあるが、他はおおむね大きな変更はないようだ。

スマートホームハブ

噂のスマートホームハブ(スマートホーム製品を一括制御できる)は、2025年後半まで量産が始まらないと予想されている。が、早期プレビューはあり得るかもしれない。初代iPhoneやiPad、Apple WatchやHomePodなど、全く新しいカテゴリーのアップル製品は、発売の数ヶ月前に予告されていた。

ホームハブは、6インチまたは7インチのディスプレイ、A18チップ、Apple Intelligenceに対応した、画面付きのHomePodのようなものになると予想されている。Gurman氏は、スピーカー付き卓上ベースに取り付けたり、壁に取り付けたりできると述べていた。

AirTag 2

クック氏の投稿にあるアップルロゴを囲む円が、第2世代AirTagが登場するのでは?とのネット上での憶測を呼んでいる。丸い形をしたアップル製品と言えば、忘れ物タグのAirTagだからである。

しかし、Gurman氏は来週の発表については懐疑的だ。「ティムは29ドルの新型アクセサリーのティザーを公開するつもりはない。が、低価格の新型iPhoneなら公開するだろう」とのことだ

以前、同氏はAirTag 2が2025年半ばに発売されると述べていた。追跡距離が最大3倍となる第2世代UWBチップ搭載、プライバシー保護の改善(ストーカーによる悪用を防ぐため、スピーカーが取り外しにくくなる)、Vision Proヘッドセットとの統合強化などが予想されている

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