第11世代iPadがApple Intelligence非対応の噂も
新型「MacBook Air」「iPad Air」、iPad発売に向けサプライチェーンが準備中との報道
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今週中にも「iPhone SE 4」の登場が噂される なか、アップルのサプライチェーンが次期「iPad Air」や「MacBook Air」、そして第11世代「iPad」の発売に向けて準備を進めていると報じられている。
台湾の電子業界誌DigiTimesによると、サプライチェーンは12月に新デバイスの出荷を開始したという。アップルの未発表製品に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、新型iPad AirとMacBook AirとiPad廉価モデルが「近日発売予定」だと述べていたが、正確な時期には言及していなかった。
以前Gurman氏は、新型iPad Airと第11世代iPadがiPhone SE 4と「大まかなスケジュールは同じ」と述べつつ、次期MacBook Airは「もっと早い」と予想していた。最終的にはiPhone SE 4が先んじるようだが、他の3製品も発表・発売は間近に迫っているようだ。
さらにDigiTimesは、これら新製品群が「アップル独自のチップに移行する」と曖昧な表現をしている。すでにMacやiPadが独自設計のプロセッサーを使っていることを考えると、噂のWi-FiとBluetooth統合チップを指しているのかもしれない。しかし、Gurman氏はMacやiPadへの搭載が「2026年までに」と伝えていることから、同じチップかどうか不明である。
Gurman氏によると、アップル独自開発のWi-FiチップはWi-Fi 6E対応だが、従来のブロードコム製チップの性能に匹敵するかどうか不明だという。iPhone SE 4に搭載が噂される独自開発モデムと同じく消費電力の効率、つまりバッテリー持ちが改善される可能性もある。
13インチと15インチの新型MacBook AirにはM4チップが搭載される見通しで、iPad AirにはM3チップ搭載が有力視されている。第11世代iPadは、Apple Intelligenceを動かすためA17 Pro搭載が噂されていたが、A16チップ搭載(Apple Intelligence非対応)とのリーク情報もあった。