最先端技術を凝縮

ファーウェイ、“最高峰”完全ワイヤレス「FreeBuds Pro 4」。ノイキャン強化、独自開発ドライバー搭載

編集部:平山洸太

「HUAWEI FreeBuds Pro 4」

ファーウェイ・ジャパンは、完全ワイヤレスイヤホンのハイエンドモデル「HUAWEI FreeBuds Pro 4」を2月7日に発売する。想定価格は28,800円(税込)。ブラック、グリーン、ホワイトの3色をラインナップする。

カラーは3色をランナップ

同社完全ワイヤレスイヤホンシリーズの最高峰として、最先端技術を凝縮したというデュアルドライバーユニットを搭載するモデル。

ドライバーには、11mmのクアッドマグネットダイナミックドライバー、および独自開発のマイクロ平面振動板ドライバーの2種類を搭載。デジタルクロスオーバーテクノロジーにより、2つのドライバーが干渉することなく最適化させるという。再生周波数帯域は14Hz〜48kHz。

11mmのクアッドマグネットダイナミックドライバーを搭載

ノイズキャンセリング性能も強化。最先端の処理チップとアルゴリズムにより、同社最強レベルのダイナミック・アクティブノイズキャンセリング(ANC)を実現したという。また、物理的なパッシブアクティブノイズキャンセリング性能は前モデルから約30%向上。具体的にはイヤーチップに形状記憶スポンジを新たに採用しつつ、イヤーチップに合わせて自動的にノイズキャンセリングパラメーターを適応できるようになった。イヤーチップのサイズはS/M/L、従来のシリコンイヤーチップも付属する。

右が新たな形状記憶スポンジ採用イヤーチップ

通話においては、3つのマイクと骨伝導VPUセンサーを搭載。ディープニューラルネットワーク(DNN)アルゴリズムにより、AIが周囲の雑音とユーザーの声を学習して切り分けていくという。これにより、約100dBの大きな雑音のある環境、加えて風速10m/sの追い風が吹いている中でも通話できるとしている。

デザインはより高級感を追求したものに刷新。イヤホンケースはマットな質感でゴールドの縁取り、イヤホンのステムにはシルバーストリングをあしらっている。このシルバーストリングは、「荘厳な弦楽器」からインスピレーションを得たとしており、弦楽器の弦を表現したという。

ステムにはシルバーストリングが施される

バッテリーはANCオフの場合、イヤホン単体で約7時間、充電ケースとの併用で最長33時間の連続音楽再生が可能。デバイス2台までのマルチポイント機能、IP54の防塵防滴性能をサポートする。対応コーデックはL2HC/LDAC/AAC/SBC。ヘッドコントロールも新たにサポートし、首をふるだけで電話応答などの操作が行える。

関連キーワード:

関連リンク