24TBのHDDは10万円前後で買えます
Xbox、Insider向けアップデートで最大24TBの大容量ストレージをサポート
マイクロソフトは、「Xbox Series X | S」の開発中の機能をいち早く試用できるXbox Insider Program向けに、最大24TBの外部ストレージをサポートするベータ版アップデートを提供開始した。
これまで、Xboxは1ドライブあたり最大16TBの外部ストレージに対応していたが、Alpha Skip-Aheadリング(Insider Programにおいてアップデート内容に最も早くアクセスできるグループ)に所属するInsiderは、このベータ版アップデートにより16TBを超えるストレージを複数のパーティションに分割し、物理ストレージ領域全体を使用できるようになる。
ただし、フォーマット可能な最大容量は16TBで変わらない。そのため、たとえば現在入手可能な最大容量24TBのハードディスクを使う場合、16TB+8TBといった具合に分割してフォーマット可能になるということだ。
注意点として、すでに16TB以上のストレージを使っている場合、この機能を使うにはドライブ全体をフォーマットし直す必要がある。
現行のXbox Series X | S向けのゲームは外部ストレージから起動することはできないものの、旧世代機用のゲームタイトルはそれをサポートしているため、多数の旧世代機用ゲームタイトルを保管したり、Series X | S向けゲームでも『Call of Duty: Black Ops 6』のように300GBを超えるタイトルを一時退避させ、また遊びたくなった時に再ダウンロードの手間と時間を省略することが可能になる。
このベータ版アップデートでは、新しくクラウドゲーム用のネットワーク品質インジケーターも追加される。インジケーターは画面右上隅に赤くバブル表示され、パケット損失や遅延の増加などの問題を警告、オンラインゲームのプレイにどのように影響を及ぼしているかをを知ることができる。