『ディアブロ IV』も発売?
Nintendo Switch 2、ドリフト問題を解決か。ホール効果スティック採用のうわさ
任天堂は「Nintendo Switch 2」の予告動画を公開したものの、性能や仕様についてはほとんど明らかにしていない。そんななか、新型Joy-Conでは現行モデルにおいて最も重大な問題の1つに対策しているとの噂が報じられている。
今回の発信源は、Nintendo Switch 2の公式発表に先駆けて、本体やドック、新型Joy-Conの画像を公開していたNextHandHeld氏だ。新たに追加情報を投稿しており「分解によりホール効果を確認した」と述べている。
ホール効果ジョイスティックとは、一種の磁気センサーである「ホール効果センサー」を使用してジョイスティックの位置を検出する方式のことだ。
従来のポテンショメーターによる方式は、物理的な接触による摩耗のため、時間の経過とともに「ユーザーが触っていないのに勝手にスティックが動く」ドリフト現象は避けがたい。が、ホール効果ジョイスティックは非接触式のため摩耗しにくく、ドリフトが起こりにくい。
スイッチが発売された当初からドリフト現象は問題視されており、一時は集団訴訟にまで発展していた。サードパーティから対策済みのスティック部品も発売されていたが、ようやく任天堂は根本的に対処するようだ。
ドリフト現象は、純正Joy-Conだけでなく、非純正の市販コントローラーでも起こっていた問題である。すでに一部の製品にホール効果スティックは採用されているが、広く普及することを期待したいところだ。
ほか、NextHandHeld氏はスイッチ2に特別版が発売されるとも述べている。
この特別版には、ある任天堂タイトルの9作目が同梱されるとのこと。おそらく『マリオカート9』となる可能性が高いものの、それが最終的な名前ではないという。実際、『マリオカートアドバンス』や『マリオカート ダブルダッシュ!!』など正式なシリーズ本編であれ、数字が付かないタイトルは少なくない。
その一方、サードパーティから発売されるスイッチ2用ゲームについては、マイクロソフトが大量に投入するようだ。
ゲーム業界に詳しいリーカーeXtas1s氏は自らのYouTubeチャンネルにて、『Microsoft Flight Simulator』や『Halo: The Master Chief Collection』のほか、『ディアブロ IV』、「Call of Duty」シリーズ新作、『Fallout 4』、さらには『Starfield』が発売されると主張している。
すでに同社はスイッチ用『Grounded』を発売済みのほか、CoDシリーズを任天堂プラットフォームに10年提供すると約束しており、特に不思議ではない。これまで任天堂ハードは、高いスペックを要求するマイクロソフトのタイトルとは無縁だったが、今後はラインナップが充実しそうだ。
- Source: Reddit eXtas1s(YouTube)
- via: Wccftech