リン酸鉄リチウムイオン電池を採用

Jackery、教育機関向けの小型バッテリー。充電ステーションで5台同時充電

編集部:平山洸太

Image:Jackery

Jackery Japanは、教育機関向けの充電アイテム「Jackeryパワーバンク&充電ステーション」を2月中旬から順次発売する。法人向けとなり、カラーはブラックとホワイト。ホワイトは特定販路限定となる。価格133,100円(税込/ブラックモデル)。

5台のモバイルバッテリーと充電ステーションがセットになった製品。GIGAスクール構想の推進により、全国の学校で児童・生徒の学習端末の利用機会が増えたものの、充電環境の不足が課題になっていたことから開発したとしている。

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バッテリーの容量は76.8Whで、タブレットを約3回、スマートフォンを10回以上充電できる。出力端子として、最大100WのUSB-C、最大65WのUSB-C、最大18WのUSB-Aを搭載する。最大3台のデバイス同時充電に対応。LCDディスプレイによりバッテリー残量の確認が行える。

また大型のLEDライトを備えていることで、停電時には懐中電灯の代わりとして活用できる。SOS機能により、非常時に助けを求めることも可能。本体にはキャリングハンドルがついており、懐中電灯として使う際には持ち手、また机の脇に引っかけるためのフックとしても使える。

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ほか、バッテリーにはリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。一般的な三元系リチウム電池と比較して発火や爆発の可能性が低く、耐衝撃性や耐震性にも優れているとする。またサイクル数も多いため、より寿命も長くなっているとアピールする。バッテリー1つあたりの外形寸法は約13.1x8x8cm、質量は約860g。充電時間は約1.6時間となる。

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