Joy-Conがマウス的に使える可能性も
Nintendo Switch後継機はこうなる?アクセサリーメーカーがモックアップを公開
Nintendo Switch後継機、通称「スイッチ2」に関しては、任天堂は「現行スイッチソフトもプレイ可能」以外の情報を提供していない。そんななか、ゲームアクセサリーメーカーのGenkiがスイッチ2のサイズや形状、新型Joy-Conを本体をどのように取り付けるかを示す動画を公開した。
同社は開催中のCES 2025にて、非公開の場でスイッチ2の3Dモックアップを披露している。フランスのテック系サイトNumeramaは、従来のスイッチよりも長さも幅も大きい様子を動画で紹介している。
Numeramaの記事によると、Genkiは3Dモデルが単に「3D設計図」から起こしたものではなく、スイッチ2の実物を元にしたと主張しているという。また、Genkiモデルの上側には2つ目のUSB-Cポートがあり、右Joy-Conにはホームボタンの下に謎のCボタンがあるとの報告も、これまでの噂話と符合している。
さらにドイツのサイトNeztweltも同じ3Dモデルを見たようで、GenkiのモックアップをLenovo Legion Go(画面サイズは8.8インチ)と比べて「8インチ、あるいはそれ以上の」ディスプレイに見えるという。またJoy-Conのダミーモデルは本体に磁石で装着されておらず、最終的な製品では同じような機械式ロックが使われると予想している。
その後、Genkiは公式サイトを更新し、スイッチ2を様々な角度から見る動画を公開している。そこでは新型Joy-Conは現行モデルのように垂直方向にスライドするのではなく、水平方向に取り付ける様子が映し出されている。
また動画では、Joy-Conの背面にあるレバーを取り外す際に押し込む挙動も確認できる。おそらく、コントローラー内側のすぐ上にある伸縮式ポールが留め金の役割を果たしているようだ。
さらにJoy-Conの内側も、先日リークされた画像とほぼ完全に一致している。そこには謎の光学センサーらしきものがあり、動画ではレーザーのように点滅しており、コントローラーにマウス的な機能があるとの噂を裏付けている。
Genkiの代表者はNumeramaに対し、スイッチ2が4月頃に発売との噂にも同意しているという。国内のAmazonにも「スイッチ2用」と称するサードパーティ製アクセサリーが姿を現しており、任天堂も何らかの対応を迫られるのかもしれない。
- Source: Ars Technica