著名記者は「事実無根」とコメント

iPhone SE 4と第11世代iPad、1月末に発売される可能性

Image:Hadrian/Shutterstock.com

アップルは第4世代のiPhone SEと第11世代iPadを、今年の春ごろに登場すると予想されていた。が、1月末にも発売される可能性が浮上したと伝えられている。

米MacRumorsによれば、「iOS関連の正確な情報をリークしてきた実績」のあるXの非公開アカウントが、iOS 18.3とiPadOS 18.3とともに「V59」と「J481」というコードネームの製品がリリースされると述べたという。BloombergのMark Gurman記者は「V59」はiPhone SE 4、「J481」は第11世代iPadだと報じていたことがある。

すでにiOS/iPadOS 18.3は、開発者向けベータ2が配信中だ。過去3年間のiOS 15.3、iOS 16.3、iOS 17.3は、すべて1月下旬にリリースされているため、iOS 18.3とiPadOS 18.3も今月末にリリースされる可能性が高い。もしリーク情報が正しく、新製品の発売も連動しているのであれば、iPhone SE 4と第11世代iPadもまもなく発表されるだろう。

これまでの歴代iPhone SEは、すべて3月~4月に発表されてきた。1月にiPhone SE 4が発表されるとすれば、例年より早いことになる。このデバイスの製品名は、「iPhone 16E」になるとの説もある

アップルが発売を前倒しにすると思しき理由は、1つある。最近、EUによるスマホへの(充電端子としての)USB-C搭載義務付けに伴い、Lightningポートを搭載したiPhone SE 3やiPhone 14の販売を停止したことだ。

新型のiPhone SEはUSB-Cポート搭載と予想されており、何ら問題はない。またデザインもiPhone 14ベースとみられているため、アップルはEUで実質的にiPhone 14とiPhone SEを「再発売」できることになる。

ほか次期iPhone SEは、6.1インチの有機ELディスプレイやFace ID、Apple Intelligence対応が噂されている。詳しくは、こちらの「5つの進化」予測記事を参照されたい。

また第11世代iPadもApple Intelligence対応、つまりA17 Pro以降のプロセッサーや8GB RAM搭載が予想されている。両製品とも、コストパフォーマンスは高くなりそうだ。

もっとも、最近Gurman氏は新型iPhone SEとiPad 11の発表に先立ち、新型MacBook Airのモデルが発表されると述べていた。さらに、今回の噂話についても「完全に事実無根だ」とコメントしていることから、続報を待ちたいところだ。

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