ヘッドレスト/ランバーサポート/アームレストが強化

COFO、各部をより柔軟に調整できるワークチェア「COFO Chair Pro 2」。Makuakeで先行販売

編集部:平山洸太

「COFO Chair Pro 2」(左がライトグレー、右がホワイト)

COFOは、ワークチェア「COFO Chair Pro 2」を発表。2025年1月9日 11時から、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売受付を開始する。カラーはブラック、ライトグレー、ホワイトの3色。

「こころも身体もよろこぶチェア」をコンセプトに開発したという新モデル。 “2” というネーミングではあるが、既存モデル「COFO Chair Pro」の後継ではなく、上位機種に位置づけられる。これにより、同社ワークチェアのラインナップは、エントリーモデルから順に、COFO Chair Pro、COFO Chair Pro 2、COFO Chair Premiumという3モデル体制になる。

「COFO Chair Pro 2」のブラックモデル

COFO Chair Pro 2では、既存モデルのユーザーからの意見を吸収するかたちで、各所に改良を実施。より調整できる範囲が広くなり、個々のユーザーに対してのフィットを追求できるようになっている。具体的には、ヘッドレスト、ランバーサポート、アームレストの3点が大きく強化された。

ヘッドレストは、より座高の低いユーザーにも対応可能に。2つの関節それぞれを動かすことで、より柔軟な角度調整が行える(第一関節部では65度、第二関節部では50度)。また、ヘッドレスト自体も上下4cmの位置調整が可能。体重の約10%を占めるという成人の頭を適切に支えることで、猫背やストレートネックを防げるとする。

ヘッドレストを上側にした状態
ヘッドレストを下側にした状態

腰を支えるランバーサポートは、細やかな個別調整に対応する。具体的には、ランバーサポート部分の角度を調整することで、飛び出す量がコントロール可能。7.5度きざみ・3段階で変えられるようになっている。また既存モデルと同様に、背もたれ部分を上下させることで、ランバーサポートの高さも変更できる。こちらの調整幅は5cmずつ・4段階となっている。

ランバーサポートに調節機構が追加。上側の飛び出しを3段階で調整できる

アームレストは上下に10cm、前後に5cm、内側に35度の調整が可能。新たな特徴として、外側に180度回転させられるようになった。これにより、読書やゲーム、リクライニング時など、リラックスしたい際にも腕を支えられるとしている。

アームレストを180度回転可能。ちょうど肘が載せられる位置に移動できる

また座面のメッシュについては、既存のProとPremiumの中間となる固さの張地を採用。これもユーザーからの意見によるもので、それぞれ柔らかい/固いという意見があったことから、その間になるようにしたという。素材については摩擦に強く、耐久性もありながらソフトなものを採用したとのこと。

そのほか調整については、最大127度・4段階のリクライニング、最大4cmの座面の前後に対応。座面下部にフットレストが搭載されており、スライドして引き出すことで使用できる。キャスターにはポリウレタン素材の静音ホイールを採用。ハンガーフックも付属品として同梱する(なお、はめ込む構造のため、一度取り付けたら外せないとのこと)。

フットレストを内蔵
コートハンガーが標準で付属する

外形寸法は67.5W×106〜112H×69Dmmで、質量は約23.05kg。耐荷重は125kg。梱包のサイズは770×460×550mmとなり、背面や座面などが取り外された状態のため、設置時にはユーザーで組み立てる必要がある。

座面の左側面
座面の右側面