はやく日本でも発売してください

Ray-Ban Metaスマートグラス、2025年にディスプレイ搭載か

Image:Meta.com

外観的には「ほぼ普通のサングラス」ながら、音声アシスタントによってAI機能、メッセージング機能などが使えるMetaとRay-Ban提携によるスマートグラス製品「Ray-Ban Meta smart glasses」は、2025年にアップデートが行われ、AR表示用のディスプレイが追加されるかもしれない。

このスマートグラスの利用方法としては、フレームに埋め込まれたカメラによる、POV(一人称視点)の写真や動画撮影や、歩きながら音声機能でスマートフォンに着信したメッセージをチェックするといったことが挙げられる。

ただ、やはりテキストメッセージは読み上げ音声を耳から脳に伝えるよりも、目で見た方が文字どおり一目瞭然であり、もし途中で周囲の雑音によって聞き逃がしたりすれば、さかのぼって聞き直すのも面倒。ということで、やはりスマートグラスをスマートグラスとして使うには、やはりディスプレイがあった方が便利なのは間違いない。

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そして、経済メディアのFinancial TimesやWall Street Journalがこのたび報じたところによると「Metaは、早ければ来年にもRay-Ban Meta スマートグラスにディスプレイを追加する計画」であるようだ。おそらく発売は2025年後半になるという。

Financial Timesはさらに「(搭載される)小型ディスプレイは、Metaのバーチャルアシスタントからの通知や応答を表示するのに使用される可能性が高い」と述べている。

Metaは2024年9月のイベントで、ディスプレイも搭載するOrion ARスマートグラスを発表していた。ただ、これはRay-Ban Meta スマートグラスに比べてフレーム部分が非常に分厚く、不格好と言わざるを得ないデザインだった。

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伝えられるところでは、Ray-Ban Meta スマートグラスのアップデートには、Orionの操作に用いられるセンサー搭載のリストバンドが、Ray-Ban Meta スマートグラスでも使用可能になるかもしれないとも言われている。なお、Orionは未発売だが、今回のRay-Ban Metaスマートグラスのアップデートの話に含まれるリーク情報には「完全なARスマートグラス」が2027年にリリースを予定しているとされており、これがOrionの製品バージョンの可能性も考えられる。

Ray-Ban Metaスマートグラスは2023年に発売された製品だが、その評価が大きく向上したのは2024年にMeta AI機能が搭載されたことが大きい。また実は、発売以前から2025年にディスプレイ付きの初のスマートグラスを出すといううわさは出てはいた。ただ、この製品はまだ日本では購入できないので、とりあえずは早く日本でも発売して欲しいものだ。

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