ソニーとマイクロソフトは3位に大きく差をつけた2位争いか

Nintendo Switch後継機、2028年までに8000万台以上売れる「勝者」になると調査会社が予想

Image:Miguel Lagoa/Shutterstock.com

Nintendo Switch後継機、通称「スイッチ2」はまだ正式発表もされていないが、据え置き型ゲーム機市場の勝者として確固たる地位を築き上げるとの予想が報じられている。

ビデオゲーム業界に特化した市場調査・コンサルティング企業のDFC Intelligenceは、2024年のレポートと2025年以降の予想を発表し、今後はゲーム業界の収益が大幅に増加するとの見通しを示している。

PCおよびゲーム専用機向けソフト市場は今年の720億ドルから2028年には830億ドルに成長し、PCやゲーム機のハードウェア、iOS/Androidゲームの収益を考慮すると、ほぼ3000億ドルに達する見込みだという。ビデオゲームのプレイ人口も大幅に増加し、2027年までには世界人口の約半分(40億人以上)を超えるとのことだ。

こうした成長予測のなか、任天堂は次世代ゲーム機において、ハードウェア販売で絶対的な勝者になるという。(他社の次世代ゲーム機より)早期に発売され、競合が限られることから、2025年には1500万~1700万台、2028年までに8000万台以上が売れるとの予想である。

その一方、ゲーム機戦争では首位2つが市場をほぼ独占するため、ソニーとマイクロソフトの次世代機は2位争いとなり、3位に大きく差をつけると見られている。これは主に、どちらの企業が早い段階で勢いを得られるかにかかっているとのことだ。

スイッチ2の初期出荷台数は700万台以上になるとの噂話もあったが、ローンチ直後の初速を最大とするためには理にかなっており、DFCの予測とも符合している印象がある。

また、スイッチ2は関係者の予想よりも発売が遅れているとのリーク情報もあったが、2025年発売としても、次世代PlayStation/Xboxは2028年以降になる可能性もあり、それと比べれば十分に早い。

最近、スイッチ2は2025年1月に正式発表されるとの噂も相次いでいる。今後の任天堂の動向に、ますます注目が集まりそうだ。

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