Z Flip、Z Foldに続く「第3の折りたたみ」になるのか

サムスン、折りたたみタブレットを2023年前半に発売との予測

Image:Framesira/Shutterstock.com

まもなく、サムスンの「Galaxy Unpacked」イベントが8月10日に開催され、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」の発表が確実視されている。これを裏付けるように、 “公式マーケティング資料” と称される画像がいくつも流出しているほどだ。

そんななか、サムスンが折りたたみAndroidタブレットを2023年「前半」に発売する予定との噂が報じられている。

韓国ブログNaverのlanzuk(yeux1122)氏によると、サムスンは既存の折りたたみとは全く異なるモデル、すなわち折りたたみAndroidタブレットを導入し、この分野でのイニシアティブを強化する目論見のようだ。ちなみに同氏は、先日「iPhone 14」標準モデルの値上げが戦略的に見送られると発信していた人物である。

この製品は、非折りたたみタブレットの「Galaxy Tab S9」や、「Galaxy S23シリーズ」と共に発表される可能性が高いとのことだ。そして同製品は、2019年にデビューした横折りのGalaxy Fold、2020年に初登場した縦折りのGalaxy Z Flipに続く、第3のサムスン製折りたたみ式フォームファクタになるという。

これに先立つ2021年4月、サムスンが「2回折りたたみ」式の「Galaxy Z Fold Tab」を開発中との噂が流れたこともある。2回折りたたみとは、上下または左右のパネルを閉じると小さなタブレットになり、広げるとより大型のディスプレイが使えるというものだ。当時は2022年初めに発表されるかもと予想されたが、その後に音沙汰がなかった。

サムスンは2回折りたたみデバイスの試作機を、今年初めのCES 2022でお披露目していた。技術的には “できる” に違いないが、製品化できるほどコストダウンが可能か、十分な規模の市場があるかを見極めていたのかもしれない。

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