「忌み鬼マルギット」を正攻法で倒す

楽器のハープで『エルデンリング』の難関ボスを撃破した猛者現る:動画

Image:FromSoftware

バンダイナムコエンターテイメントとフロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング』は、全世界出荷本数が1,340万本に達した(バンダイナムコグループの決算資料から)ほどの大ヒット作ながら、熟練者でさえゲームオーバーを繰り返す「死にゲー」としても知られている。

そんな難関ゲームの序盤で立ちはだかる強敵「忌み鬼マルギット」を、楽器のハープをコントローラー代わりに使い、撃破した猛者が現れて話題を呼んでいる。

ハープ奏者のAnna Ellsworthさんが攻略ビデオをYouTubeに投稿したところ、大手掲示板Redditでは感動や戸惑い、どうやったんだ?という反応が続出。そこにEllsworthさん本人が降臨し、称賛に応えつつ、操作に関する疑問に回答している。

彼女の戦い方は正攻法だ。マルギットの攻撃を受け流し、回復タイミングを狙って攻撃してくる中でも、受けたダメージをすぐに回復している。さらに素晴らしいのは防具を着けておらず、大ダメージを受けるリスクを冒していること。もっとも、身軽な方がローリングなどの避け技が出しやすいメリットはある(なぜか本作の強者たちは裸でクリアしたがる傾向だが……)。

では、どうやってハープで “演奏” しているのか。1つには音程を検出してMIDIに変換するプログラム、もう1つはその信号をキー入力に変換するものを用意したそうだ。これにより特定の弦を弾くと、別の方向を入力するか、動きを完全にキャンセルするまで、前後左右に移動できるわけだ。

「それでも厄介なことはあった」とEllsworthさんは語る。なぜならプログラムは一度に1つの入力しか認識できず、「避ける」と「別の方向に移動」を同時にはできない。そのため、戦い方もほとんど「前に歩いてまっすぐ攻撃を受けてかわすこと」だけで、かなり心細かったそうだ。

マルギットはエルデンリングが発売された直後、その強さに心折れたというプレイヤーが相次ぐ “第1の関門” といえるボスだった。リリースから3週間後の突破率はPC版では55%、PlayStation版では64%に達していたが、それでも一般的なゲームと比べれば十分に低い数値だろう。

明らかにアクションに向いていないコントローラーで難関ゲームをクリアする動画は、人気ジャンルとして定着しつつある。先日もダンスパッドで『メタルギアソリッド』を完全制覇した人物がいたが、まだまだ「死にゲー」は豊富にあり、より困難を極めるコントローラーで挑戦する達人が続々と現れそうだ。

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