らくらくスマホみたいなモードが追加

Google、Pixelスマホに“かんたん”「シンプル設定」追加。レコーダーの雑音低減など12月のPixel Dropアップデート

編集部:平山洸太

Image:Google

Googleは、12月のPixel Dropアップデートをアナウンス。同社Pixelブランドのスマートフォン、タブレット、スマートウォッチを対象に、各種新機能などを展開開始した。

Pixelスマートフォンには、日本のユーザーから着想を得たという「シンプル設定」を搭載。ディスプレイとフォントサイズを大きく、タッチ感度をよりスムーズに、そして操作をシンプルにするという。家族や友達のウィジェットを配置することで、ホーム画面からすぐに連絡することも可能となる。

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また、レコーダーアプリは新機能として、ノイズや雑音の低減に対応する。「クリア音声通話」機能を有効にすることで、講義や重要なインタビューなどの録音の際に、背景のノイズを減らすことで話し手の声を聞き取りやすくするとのこと。

省電力に貢献する機能として、ディスプレイのリフレッシュレートを視聴中のコンテンツに合わせて調整する「アダプティブ リフレッシュレート」機能が追加される。ほか、輝度情報を含んだ写真撮影・表示が行えるウルトラHDRがInstagramフィードで共有できるようになるなど、多くの新機能が追加される。

タブレットでは、コントロールにすばやくアクセスできる機能が追加。タブレットのロック画面から右にスワイプするだけで、スマートホーム デバイス、タイマー、音楽などをすばやくコントロールできるウィジェットにアクセスできるようになる。また、スマートフォンでのみ利用できた無料の内蔵Google VPNが、タブレットもサポートする。

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スマートウォッチについては、Pixel Watch 3で初導入された「有酸素運動負荷」と「目標負荷」が、従来のPixel WatchおよびFitbitのスマートウォッチ/トラッカーにも展開。さらにPixel Watch 2については、スマートカメラ「Google Nest カメラ」またはドアベル「Google Nest Doorbell」から通知が送信された場合に、スマートウォッチで訪問者の映像を確認できるようになった。

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