コントラストと解像度が向上

スマホサイズの電子ペーパー端末「BOOX Palma 2」。“超高速モード”で動画再生もサポート

編集部:平山洸太

Image:SKT

SKTは、同社が取り扱うONYX Internatinalの電子ペーパー端末「BOOX Palma 2」を11月27日に発売する。価格はオープンだが、税込52,800円前後の実売が予想される。カラーはブラックとホワイトの2色。

6.13インチの電子ペーパーを搭載したデバイス。表示はモノクロのみとなり、解像度は824×1,648(300ppi)、E Ink社のHD Carta1200を採用する。色温度調整が可能なフロントライトも備える。

同社は、電子ペーパーのため「紙のような自然な質感と視認性」を提供するとアピール。4つのリフレッシュレートのモードを切り替えることで、読書だけでなく、スクロールの多いウェブ閲覧や動画視聴にも使えるとする。

Image:SKT

外観はスマートフォンのように見えるが、通信はWi-FiとBluetoothのみでモバイル通信には対応しない。本体にはデュアルマイクとスピーカーのほか、16MPの背面カメラ、LEDフラッシュ、フロントライトの自動輝度調整のためのライトセンサーを備える。指紋認証もサポートする。OSはAndroid 13で、Kindleなどの電子書籍アプリもインストール可能。

バッテリー容量は3950mAh、充電端子にはUSB Type-Cを採用する。プロセッサーはクアルコム製の8コアCPUを採用、メモリ容量は6GB、内蔵ストレージは128GB。microSDカードにより最大2TBまでの容量拡張にも対応する。外形寸法は159×80×8.0mm、質量は170gとなる。

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