「iPhone 17 Pro/Pro Max」のボディ、チタニウム製からアルミニウム製に戻るとの噂

多根清史

@bigburn Yahoo!ニュース 個人 2024/11/26 15:56

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今年秋に発売とみられる「iPhone 17 Pro」と「iPhone 17 Pro Max」は、「大幅なデザイン変更」があるとニュースメディアThe Informationが報じている。同メディアは、アップルの未発表製品に関して数々の正確なリーク情報を伝えてきた実績がある。

アップル関係者の1人によると、iPhone 17 Pro両モデルはステンレススチールとチタン製から、アルミニウム製フレームに切り替わるという。

近年の「iPhone SE」シリーズや「iPhone 16」など下位モデルにはアルミニウムフレームが採用された一方で、「iPhone 14」世代まではProモデルにステンレススチール製フレームが使われてきた。「iPhone 15/16」のProモデルではチタン製シャーシが採用され、ハイエンド製品の売りとしてアピールされた経緯がある。

しかし、「iPhone 17」シリーズでは全モデルをアルミニウム製に戻すことになる。アップルはチタンを「強度重量比が最も高い金属の1つ」であり「アップル史上最も軽量なProラインナップ」を実現したと強調していただけに、大きな転換点となりそうだ。

iPhone 17 Pro/Pro Maxの背面には、アルミニウムとガラスを組み合わせたデザインが採用されるという。上部は「従来の3Dガラスではなく、アルミニウム製で大きな長方形のカメラバンプ（出っ張り）」が配置され、下半分はワイヤレス充電に対応するためガラス製のままだと報じている。

この中では、背面カメラ部分が「大きな長方形」とされることも注目すべきだろう。数日前、iPhone 17 Proモデルの光学5倍望遠カメラはさらに強化されるとのサプライチェーン情報が伝えられたばかりだ。

今回の報道では、なぜProモデルのシャーシがチタンからアルミに戻されるのか理由が明かされていない。が、アップルは早くからApple Watch等にチタンを使っており、iPhoneへの採用はそれより遅れていた。チタンは高い強度のためエッチング（腐食作用による加工）など表面加工をしにくく、カラーバリエーションも地味になりやすい事情と関係がありそうだ。