デザイナーも参加

Nothing、ファンと作った蛍光グリーン「Phone (2a)」ポップアップイベントを開催。数量限定販売も“始まる前に”完売

編集部:杉山康介

Nothing Japanは、ファンコミュニティと共に製品を作り上げる「The Community Editionプロジェクト」から誕生したスマートフォン「Phone (2a) Community Edition」のポップアップイベントを、11月25日に東京・MIL GALLERY JINGUMAEにて開催した。

■全世界1,000台限定が15分で完売。ブランド初の共創スマホ

世界中のNothingコミュニティメンバーからアイディアを募集し、製品を作り上げていく「The Community Editionプロジェクト」。そこから生まれた初のモデルが、スマホ「Phone (2a)」の限定バージョン「Phone (2a) Community Edition」だ。

基本的な仕様は通常モデルと同じながら、背面に緑色のリン光性発光素材を使用。蓄光して暗闇で光るデザインになっており、11月12日に全世界1,000台限定で発売すると、わずか15分で完売したという。

本体の壁紙やパッケージもコミュニティと共創されたものだ

今回のポップアップイベントでは、ストア上では完売している本製品の数量限定販売を実施。Phone (2a) Community Editionの実機展示に加え、イヤホン製品の特価販売や新作アパレルの販売も行われた。

またイベントには本機のハードウェアデザインを手がけたアストリッド・ヴァンミュイーズ氏、赤崎 健太氏も参加。Nothingは製品キービジュアルに昆虫を用いることから、光でコミュニケーションを行う蛍をモチーフとして蛍光グリーンを採用したことや、背面にあしられたスクエアのワンポイントに、緑と補色関係にあり、かつ日本の鳥居などに用いられる「朱色」を選んだこと、背面ネジも黒にしたことなどが語られた。

アストリッド・ヴァンミュイーズ氏(左)と赤崎 健太氏(右)

イベントには多くのNothingファンが訪れており、Phone (2a) Community Editionの数量限定販売は、会場前の時点で整理券の配布が終了するほどの人気ぶり。残念ながら購入できなかった方も多かったことかと思われるが、それでも展示された実機をじっくり眺めたり、イヤホンや新作アパレルを購入したりと、Nothingの世界観を楽しむ方で会場は常に溢れかえっていた。

会場内の様子

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