「SwitchBot スマートトラッカーカード」をレビュー

ブラックフライデーで2千円台!SwitchBotの薄型“スマートタグ”が毎日を快適にしてくれる

「SwitchBot スマートトラッカーカード」

誰でもバッグに財布など、大切な持ち物を紛失してヒヤリとした経験があると思う。その際、筆者を救ってくれたアイテムは忘れ物防止のためのスマートタグ(紛失防止タグ/忘れ物防止タグ)だった。筆者は現在、旅行用のスーツケースなど大事なものには片っ端からスマートタグを着けている。

筆者は地下鉄の網棚に荷物を置いたまま降車したり、取材のアポイントメントに遅刻して駅の構内を急いで走りながら財布を落としたり、電車による移動中にとんでもない下手を打ったことがある。失敗に気付いた瞬間は慌てふためいたが、スマートタグのおかげで、どちらの時にもある程度落ち着いて対処しながら、その日のうちに紛失した持ち物を見つけることができた。

今回はSwitchBot(スイッチボット)の忘れ物防止用「SwitchBot スマートトラッカーカード」を上手に使いこなす方法を紹介したい。同社のオンラインストアなどでは通常3,480円(税込)で販売されているが、Amazonブラックフライデーセールでは23%オフの2,680円(税込)で購入することが可能だ。

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薄型&ストラップ穴で「あらゆる物に入る/付けられる」

SwitchBotは、IoTデバイスのNo.1ブランド(※2022年11月 家電Biz調べ)。ユーザーが現在の生活空間に後付けして「スマート化」できる、様々なIoTデバイスや生活家電を展開している。ロボット掃除機や空気清浄機などインターネットにつながるスマート家電のラインナップも好調だ。

専用のモバイルアプリ(Android/iOS対応)、あるいは様々な同社スマートデバイスと連携するスマートトラッカーカードは、SwitchBotの先進的なサービスを手軽に試せる売れ筋モデルだ。

厚み2.5mm/質量12gというスリムで軽い名刺サイズのデバイスは、財布やバッグのポケットに入れて軽快に持ち歩ける。ストラップホールを活用すればポケットのない持ち物にも固定できる。さらに本体はIP67相当の防水仕様なので雨などの水滴にも強い。アウトドアレジャー用アイテムの紛失防止にも役立つ。

薄いので財布やパスポートなどに収納できるだけでなく、ストラップ穴があるので取り付けることも可能

電池交換には対応しないものの、内蔵する540mAhの大容量バッテリーはとてもタフだ。最長3年間の電池寿命を実現している。バッテリーの残量が20%を下回るとペアリングしたスマホに通知が届くので、買い換え時もケアできる。バッテリーが切れた後も内蔵するNFC機能は使用でき、後述するSwitchBotのスマートロックをカードキーとして使い続けられるのもお得だ。

スマートトラッカーカードの探索機能には、複数の使い方がある。ひとつはペアリングしたスマホの「SwitchBot」アプリから探す方法。探しているカードが手もと近くにあることがわかっていて見当たらない場合、Bluetoothでつながっているカードの内蔵スピーカーからビープ音を鳴らして探せる。

2つめは、スマートトラッカーカードがBluetoothの接続圏外にある場合。最後にトラッカーからの信号を拾った場所と時間がSwitchBotアプリに記録されているので、マップの情報を頼りに紛失した場所の検討がつく。

アップルの「探す」対応、より広範囲で紛失物を探せる

ここまではSwitchBotアプリを使用する場合だが、さらにiPhoneユーザーはアップルのAirTagと同じ「探す」ネットワークによる遠隔探索が使える。iOSやiPadOSなど、アップルのプラットフォームにネイティブで備わる「探す(Find My)」アプリにSwitchBotのスマートトラッカーカードを登録できるのだ。

アップルの「探す」ネットワークに対応する

登録を済ませると、「探す」アプリの「持ち物を探す」タブにスマートトラッカーが表示。現在位置や最後に確認された場所がマップ上で確認できる。アプリからスマートトラッカーカードのビープ音を鳴らすこともできるし、「紛失モード」を有効にしてその持ち物が紛失中であるというメッセージを、スマートトラッカーを見つけてくれた方に、電話番号またはメールアドレスとともに伝えることも可能だ。

持ち物を最後に検出した場所がマップに表示される

SwitchBotアプリにも、スマートトラッカーカードが見当たらなくなった時に「紛失モード」を有効化する機能がある。見つけてくれた方が裏面のQRコードをスキャンすると、ユーザーが登録した連絡先を相手に知らせることができる。

「探す」アプリには、ユーザーが万一スマートトラッカーカードを装着したバッグや財布などのアイテムの付近から離れるとiPhoneに通知を飛ばす「リマインダー」の機能がある。「この持ち物を共有」する機能を使えば、カードを装着したスーツケースやクルマの鍵などを、「探す」アプリから登録した家族と共有しながら紛失防止に役立てられる。

スマートトラッカーのいち情報を家族に共有することも可能だ

11月11日にはアップルが、iOS 18.2のベータ版以降から「探す」ネットワークに追加する新機能を発表した。「探す」ネットワークに対応するアイテムの位置情報を示す安全なリンクを、航空会社やタクシー会社、ホテルなど信頼の置ける他社に共有して、一緒に探してもらえるようになるという。紛失の知らせを受けた「相手が探しやすくなる」ことから、遺失物が見つかる確率も高まることが期待できそうだ。

スマートトラッカーカード本体のボタンをダブルクリックすると、ペアリングしたiPhoneなどスマホのスピーカーから音楽を再生して探せる。筆者もよく、外出先でバッグの中に入れていたつもりのiPhoneが見つからなくなることがあるので、このような「逆探知」機能は気が利いていると思う。

スマートタグとして使えるだけでなく、逆にスマートフォンを探すこともできる

さらにスマートトラッカーカードの便利な探索機能を悪用されないように「トラッキング防止モード」も付いている。もし悪意あるユーザーがバッグの中などにスマートトラッカーを放り込もうとした場合、SwitchBotアプリが警報を通知してくれるという機能だ。

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SwitchBotのIoTデバイスと連携、「家に近づいたら自動でオン」

ここまでは忘れ物を防ぐためのスマートデバイスとして、SwitchBotのスマートトラッカーカードが単体で、またはスマホと連携して使える機能を中心に紹介してきた。実は、このほかにもスマートトラッカーカードには他社の製品と差が付く便利なスマートホーム連携の機能がある。

スマートトラッカーカードと「SwitchBot ハブ2」がBluetoothで連携することで、カードを持ったユーザーが家に近づくだけで、自動的にエアコンを付けたりすることが可能になる。

ハブ2は、ユーザーが自宅に設置したSwitchBotのIoT製品の制御をまとめて管理するための、いわゆるスマートリモコン。Amazonブラックフライデーセールでは、20%オフの7,980円で購入可能だ。

「SwitchBot ハブ2」(中央奥)と連携することで、スマートトラッカーがさまざまなアクションの起点になる

毎度スマホを取り出してSwitchBotアプリを起動しなくても、スマートトラッカーカードをハブ2が検知したことを使って、さまざまな自動操作が行える。今回はいくつかのSwitchBotデバイスを用意して、スマートトラッカーカードの連携機能を体験した。

まずハブ2では、ユーザーが使う他社製生活家電の赤外線リモコン信号を読み取って、シーリングライトやテレビなどの家電が操作できる。それだけでなく、ハブ2を介してSwitchBotのスマート電球やスマートプラグ、スマートカーテンなどを連携させれば、 “ただいま” と同時にもっと様々な家電が動かせる。

設定はアプリから「オートメーション」を選んで作成するだけ。スマートトラッカーカードを持って外出したユーザーが帰宅するタイミングに合わせて、ハブ2にリモコン登録したシーリングライトやテレビなどを自動でオンにしたり、各種SwitchBotデバイスを自動起動したりする、トリガー・プログラムがSwitchBotアプリから簡単に作れる。

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スマートロックのカードキーとしても使える

また、ドアロックの「SwitchBot ロック Pro」と、対応する電子鍵の「SwitchBot 指紋認証パッド」の組み合わせが、スマートトラッカーカードとの相性がとても良かった。なお、このセットはAmazonブラックフライデーセールで、23%オフの19,980円で購入可能だ。

SwitchBot ロック Proは、ドアのサムターン鍵に後付けができる工事不要のスマートロック。スマホアプリを使って施錠・解錠の遠隔操作が行える。さらに指紋認証パッドを併用すれば、数字キーによる暗証番号入力や指紋認証などによる、一段とセキュアなロックの解除方法を追加できる。

スマートトラッカーカードは、スマートロックの鍵としても使える

この指紋認証パッドにスマートトラッカーカードをかざすだけでドアを開けることができる。最近ホテルなどに宿泊するとよく渡されるカードキーの要領だ。アプリのメニューから、スマートトラッカーカードが内蔵するNFC機能を指紋認証パッドに連携させるだけだ。カードは解錠専用にして、ロック Proのタイマー機能で自動施錠するようにアプリから設定すると快適だった。

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これほどまでに沢山の機能を詰め込んでおきながら、操作や設定にも迷わない簡潔なアプリのデザインがとても魅力的であることも改めて強調したい。通常価格でも3,000円台という手頃な価格(しかも今ならセールでさらに安くなっている)で忘れ物防止トラッカーとスマートホームの最前線が体験できる。スマートトラッカーカードから始めて、SwitchBotのデバイスを徐々に追加しながら充実したスマートホーム環境をつくってみてほしい。

Amazonブラックフライデーで2千円台に!

Amazonブラックフライデーが12月6日まで開催中。記事でご紹介した「スマートトラッカーカード」もセール対象となっており、通常価格から23%オフの2,680円(税込)で購入できる。

試しに1枚だけ購入してみるのも良いが、紛失したくないアイテムはいくつもあるユーザーが多いだろう。そういったユーザーは、複数枚揃えるチャンスだ。ぜひセールを活用してお得に導入してみたい。

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また、記事で合わせてご紹介したスマートリモコン「SwitchBot ハブ2」、そしてスマートロック「SwitchBot ロック Pro」と「SwitchBot 指紋認証パッド」のセットもセール対象だ。ハブ2は通常9,980円のところ20%オフの7,980円、ロック Pro+指紋認証パッドのセットは通常25,980円のところ23%オフの19,980円で購入できる。

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(提供:SwitchBot Japan)

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