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ブラックフライデーでお得、Jackery最新ポータブル電源「2000 New」レビュー! “ブランドの歩み”辿るショールームにも潜入

2019年に日本法人である株式会社Jackery Japanを設立し、いち早く日本市場でのポータブル電源の普及をけん引してきたJackery。これまでに数多くの注目モデルを発売し、ポータブル電源のリーディングブランドとして注目を集めてきた。

そして今回、多くの同社製品が並ぶJackery Japanオフィス内の晴海ショールームに訪問する機会をいただいた。本稿では、そのショールームの様子を歴代の展示製品とともに紹介するほか、最新モデルとなるポータブル電源「Jackery ポータブル電源 2000 New」を実際に試すこともできたので、本モデルの製品仕様や使用感についてレビューしていきたい。

Jackery最新製品をアウトドア想定で展示する晴海ショールーム

東京・晴海にあるJackery Japanのオフィスには、晴海ショールームが併設されている。基本的にはオフィス来客用のため、一般ユーザーの入場はできないが、そこにはこれまでの歩みがわかる資料や、新製品などが展示されている。

入り口のすぐ横には、防災安全協会を初めとする、様々な協会の会員証を展示。Jackeryが様々な団体と一緒にポータブル電源を広げてきたのがわかる。また、2023年に受賞したナショナルグラフィック広告賞・コシノヒロコ賞のものなど、多くのトロフィーも並んでいた。

晴海ショールームの様子
入口部分のようす。防災安全協会を初めとする様々な協会の会員証を展示している

また、ショールームには最新のポータブル電源が様々な形で展示されていた。最初に目についたのは家電との組み合わせだ。

Jackeryポータブル電源で動く家電が用意され、実際に試すことも可能

さらに、「Jackery ポータブル電源 600 Plus サンドゴールド」に小型の冷蔵庫を接続するデモも用意。Jackeryのポータブル電源の多くはパススルー機能を搭載しているため、電源ケーブルを挿した状態なら、そのまま冷蔵庫に給電ができる。さらに、停電などが起きて電源が喪失した場合、20ミリ秒(0.02秒)でバッテリーからの給電に切り替えることが可能なため、停電のときに冷蔵庫を守ることができれば、食料を安全にキープできるというわけだ。

「Jackery ポータブル電源 600 Plus サンドゴールド」に小型の冷蔵庫を接続するデモも

同コーナーには、杉田エース(株)が提案する災害対策用のレトルトパック「IZAMESHI」シリーズや、防災用品を組み合わせた「SONAETE」などを合わせて展示。ポータブル電源も防災グッズの一つとして並べていた。

注目製品では、3024Whの大容量で、3000Wの定格出力に対応した「Jackery ポータブル電源 3000 Pro」なども並ぶ。かなりの大型タイプだが、タイヤとハンドルを装備しているので、運びやすい。また、「Jackery ポータブル電源 2000Plus」は拡張バッテリーを組み合わせて展示。本体の上に、積み上げることができ、可動性も確保。シーンに合わせて、簡単に容量が増やせることがわかる。

災害対策用のレトルトパック「IZAMESHI」シリーズや、防災用品を組み合わせた「SONAETE」などを合わせて展示

アウトドアシーンでは、専用のソーラーパネルも活用できる。4枚のパネルで構成されており、コンパクトに折りたたんで運べるソーラーパネル「Jackery SolarSaga 200」や、コンパクトなソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100」などが広げられた状態で展示され、実際に使用したときの大きさなどがイメージしやすい。

取材時点ではアウトドアシーンを想定した展示がメインとなっていたが、今後は各シーズンごとに想定シーンを変えていくことも考えているそうだ。

ソーラーパネルなどが広げられた状態で展示されているため、実際に使用したときの大きさなどがイメージできる
取材時はアウトドアシーンを想定した展示がメインだった

Jackery製品ラインナップ

「Jackery ポータブル電源 2000 New」レビュー。業界最軽量のコンパクトボディに新構造の採用

続いては、Jackeryポータブル電源の最新モデルである「Jackery ポータブル電源 2000 New」をチェックしていく。2042Whの超大容量を備え、定格出力2200W(瞬間最大4400W)の高出力が利用できるモデルだ。それでいて本体重量は約17.9kgと、業界2000Whモデルの中でも最軽量なのがポイント。

本体サイズは約335W×292H×264Dmmで、室内にも違和感なく置ける。棚の下や壁際などに設置すれば普段使いできそうだ。上部のハンドルを上げれば、成年男子なら1人で持ち運ぶことができる。

2042Whの「Jackery ポータブル電源 2000 New」。それでいて重量17.9kgと驚きの軽さを実現した
上部のハンドルを上げれば、成年男子なら1人で持ち運ぶことができる

次に大きな特徴となるのが、2000Whクラスのポータブル電源では初となる「CTB(セル・トゥ・ボディ)構造」を採用したことによる小型化の実現だ。バッテリーセルをボトムケースのハニカム構造に直接統合することで、スペース使用率が59%に増加し、従来のバッテリー構造によりスペース利用率が15%向上。エネルギー効率や本体の強度もアップしたことで、震度7までの地震から本体が守れる耐震性や対衝撃性能を備えている。

実際、これまで2000Whを超えるモデルは20kg以上が当たり前だったところ、本機はそれら従来市場モデルと比べて、約40%の小型化と34%の軽量化を実現。容量2000Wh以上のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載するポータブル電源としては、業界最軽量となるコンパクトボディとなっている。

EV自動車でよく使われている「CTB(セル・トゥ・ボディ)構造」を採用。2000whクラスのポータブル電源では初となる。

これまでの2000Whクラスのポータブル電源は、大きくて重いという可搬性の低さが目立っていたが、Jackery ポータブル電源 2000 Newなら1人で運ぶことができる。さらに、2000Whの大容量により様々な家電に電力供給できるというのは、本モデルならではの良さといえるだろう。

余談だが、東京電力パワーグリッドでは、いざという時の計画停電のお知らせとして約2時間ごとの輪番停電の計画を公表している。停電で一番困るのが冷蔵庫だが、Jackery ポータブル電源 2000 Newがあれば、消費電力400Wの大型冷蔵庫でも約4.1時間駆動できる。Wi-Fiルーターなど、その他の必需品に給電しても、2時間の停電は乗り越えられる。

出力ポートはAC(コンセント)出力を3基、USB Type-Cポートを2基(100W・30W)、USB Type-Aポートを1基(18W)、そしてシガーソケットを備えており、全7ポートすべての同時出力にも対応している。

本体前面に各種ポートと出力ボタンを配置。 周囲を照らせるLEDライトも装備する

使用する際は主電源ボタンを押したあと、USB/DCボタン、AC出力ボタンを押し、コンセントやUBケーブルを差し込むだけだ。LCDディスプレイには、バッテリー残量と出力電力、出力を続けられる時間などが表示される。

実際にスマートフォンやプロジェクター、ノートパソコンなどを同時に接続してみたが、問題なく充電、給電が行えることが確認できた。

防災用途で使いやすい便利な機能を多数サポート

2000 Newは、防災シーンにおいて活用できる便利な機能を多数搭載している。その1つが、UL1778認証済みのUPS機能だ。あわせてパススルー機能も備えており、このUPS&パススルー機能により、2000 Newは非常用電源として活用することができる。

実際に2000 Newの電源ケーブルを抜いてみたが、バッテリー非搭載のプロジェクターも電源が落ちたり、画面が一瞬消えるといったことなく使い続けることができた。災害時の大規模停電はもちろん、製品の使いすぎによるブレーカーダウンにも対応できるというわけだ。

ノート PC、スマートフォン、プロジェクターに加えて、 電気ケトルも接続。出力は一気に1411Wまで上昇したが、余裕でお湯を沸かすことができた

Jackeryが独自開発し、特許出願済みの最先端の低自然放電技術もその1つだ。100%の電力を1年間保管しても自然放電はわずか5%、電力損失を抑えて長期的な安心と災害への備えを実現するという。

そのほかの機能として、バッテリーの充電を85%までに制限し、80%を下回った場合のみ充電することでバッテリー寿命を1.5倍に延長してくれる「バッテリー節約モード」を搭載している。

また、自然放電を抑える「超ロングスタンバイモード」もサポート。これにより、30%のバッテリー残量で1年間保管しても20%の電力を残すことができるとしている。

専用アプリ「Jackery APP」を活用すれば、電池残量や充電状況、使用可能な時間、出力/入力などのステータスをスマホ上で確認することができる。ほかにも、充電モードの選択などがアプリ上で行えるなど、急な災害時でも手軽な操作が可能だ。

Amazonで最大50%オフで購入可能

最長10年間使用できる長寿命バッテリー。専用ソーラーパネルによる充電も可能

ポータブル電源を選ぶ時に重要なのが、どれぐらいの期間使えるかということ。大規模災害が発生した際に製品寿命が過ぎていたのでは意味がないが、Jackery ポータブル電源 2000 Newは長寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池を採用してるため、最長で10年間使い続けることができる。4,000回の充放電後も、工場出荷時の約70%の電池容量が保障されているのだ。

製品保証の面では、現在の基本保証に加えて、製品登録をすると延長保証が2年プラスされて最大5年間の長期保証が受けられる仕組み。また、使用後には無料の回収サービスも利用できるので安心だ。

さらに、専用のソーラーパネルとのセット品「Jackery Solar Generator 2000 New」も展開している。最大200Wの電力を作り出せるソーラーパネル「Jackery SolarSaga 200」を同梱しており、業界トップクラスとなる変換効率25%を実現することで、晴天の日なら高効率で充電が可能。最大400Wのソーラー入力まで接続することができ、ソーラーパネルだけのフル充電も可能だ。

ソーラーパネルを組み立てて接続したようす。 アウトドアシーンでポータブル電源を使うならぜひ活用したい

Jackery SolarSaga 200での充電は、パネルを開いてスタンドを立てるだけと簡単。あとは付属のケーブルコネクターでJackery ポータブル電源 2000 Newに接続するだけだ。ケーブルコネクターにはUSB端子(A/C)を搭載しているため、直接スマートフォンやタブレットなどを充電することもできる。

業界最軽量のコンパクトボディに、新構造採用による高いエネルギー効率と強度、長く安心して使える長寿命バッテリーと、家庭用の緊急バックアップ電源として確かなスペックを備えている。「Jackery ポータブル電源 2000 New」が家にあれば、災害時のいざというときにも安心できそうだ。

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11月29日(金)0時から12月6日(金)23時59分までの8日間にわたり、Amazon公式ストアでは同社製品を最大50%オフで販売するブラックフライデーセールを実施する。

本稿で紹介した「2000 New」もセール対象となっており、「2000 New」単体およびソーラーパネルとのセット商品が40%オフになるほか、さらに読者限定の5%オフクーポンコードも利用可能。セール特価で購入できるチャンスとなっているので、この機会にぜひお見逃しなく。

【クーポンコードの利用方法】
コード名:「PR24BFPW
割引率:5%オフ
対象製品:「Jackery ポータブル電源 2000 New」「Jackery Solar Generator 2000 New」
利用店舗:Jackery公式Amazon店
利用期限:2024年12月7日(土)11:59まで
利用方法:購入ページに進んでコードを入力すると、製品セール価格よりさらに5%オフで表示
※店舗自体のクーポンと併用は不可
※セール内容は店舗より予告なく変更する場合がある

「2000New」販売ページ(Amazon)

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(提供:Jackery Japan)

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