画面と本体の大型化は賛否が分かれる?
iPhone SE 4、発売は2025年3月か。まもなくカメラモジュール量産開始の情報
アップルが廉価iPhoneの第4世代モデル、通称「iPhone SE 4」を準備中であることは、複数の情報源が伝えてきたことだ。そんななか、本製品に搭載されるカメラモジュールの量産が12月に始まると韓国メディアが報じている。
韓国の経済新聞Ajunewsは、現地企業のLG InnotekがiPhone SE 4のカメラ部品を供給すると伝えている。現在、量産に向けて最終テスト中であり、来月には量産を開始すると確認したとのことだ。
さらに同メディアは、LG Innotekは通常、新型スマートフォン発売の3か月前にカメラモジュールを供給していることから、iPhone SE 4の発売は3月になると予想している。これは2025年初頭になるというBloomberg報道とも符合するものだ。
アップルのサプライチェーン事情に精通するアナリストMing-Chi Kuo氏も、iPhone SE 4の量産が2024年12月から始まり、2025年第1四半期までに約860万台を生産すると推定していた。
iPhone SE 4の価格は約499ドル~549ドル(約7万7000円~8万5000円)となり、デザインはiPhone 14標準モデルに似ていると噂されている。ボディの寸法もバッテリー容量もiPhone 14標準モデルと等しく、つまり第3世代モデルよりもバッテリー持続時間が飛躍的に伸びるとも推測されている。
その主な仕様は、6.1インチの有機ELディスプレイ、顔認証のFace ID、最新のA18チップ、USB-Cポート、48MPの背面カメラ1つ、RAM 8GBを搭載しApple Intelligenceに対応、アップル初の自社製5Gモデム搭載、といったところだ。
画面サイズが4.7インチから6.1インチに大型化し、初代~第3世代までのコンパクトさからかけ離れる一方で、「低価格かつApple Intelligence対応」によりコストパフォーマンスは良好となりそうだ。