スリムモデルには“Ultra”カメラ搭載説もアリ
サムスン、2025年に「Galaxy S25 Slim」発売?「iPhone 17 Air」と薄さ対決か
アップルが2025年の「iPhone 17」シリーズにおいて、超薄型の「Air」モデルを投入すると複数の情報源が主張していた。それに対抗するように、サムスンも次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズのスリム版を開発しているとの噂が報じられている。
韓国メディアET Newsは、サムスンが2025年第2四半期(4月~6月)にスリムな機種をリリースする可能性があると主張している。このタイミングであれば、2025年9月頃に発売と予想される「iPhone 17 Air」の数か月前に投入されることになる。
このスリムモデルは最近発売されたGalaxy Z Fold Special Edition(以下、Galaxy Z Fold SE)と同じく、Galaxy S25シリーズをベースとしているという。Galaxy Z Fold SEも薄さを強調しつつ、標準モデルのGalaxy Z Fold6から数か月遅れで登場していた。
さらにサムスンは市場の反応を見るためスリムモデルを作り、好評であれば翌々年の「Galaxy S26」シリーズのラインアップ変更さえ検討するとのことだ。
またインドメディアSmartPrixはGSMA(携帯通信事業者の国際的な業界団体)のIMEIデータベースに「Galaxy」という市場名の「SM-S937U」という型番のスマートフォンが登録されているのを発見した。
同サイトによると、この型番はGalaxy Sシリーズに見られるパターンと一致している(S25は「SM-S931」、S25 Ultraは「SM-S938」)という。また、サムスンは社内テスト中のスマホを正式発売の約6〜7か月前に本データベースに登録することが多いとのことだ。
ほか、信頼性の高いリーカーIce Universe氏は「Galaxy S25 Slimは“Ultra”カメラを搭載する」と述べている。それ以上の詳細は不明だ。
著名アナリストMing-Chi Kuo氏は、iPhone 17 Airには6.6インチ画面、非Proの「A19」チップ、背面カメラは1つ、独自設計の5Gモデムが搭載されると主張していた。つまり薄さと引き換えに、カメラはある程度は犠牲になると予想している。
これらの噂が本当であれば、2025年はアップルとサムスンのフラッグシップ機が「薄さ」を競い合うことになりそうだ。