マウスの充電端子はやっぱり底面
アップル、Mac周辺機器をUSB-Cに更新。Magic Keyboard/Mouse/Trackpadを発表
アップルは、M4チップを搭載するiMacの発表に伴い、アップデートされたMagic Keyboard、Magic Mouse、Magic Trackpadを発表した。
アップデートとは言っても、変更点はこれまで充電用端子にLightningコネクターを採用していたところを、USB-C端子に変更しただけのものだ。
税込価格はMagic Mouse(ホワイト)が1万800円、同(ブラック)が1万4800円、Magic Trackpad(ホワイト)は1万8800円、同(ブラック)は2万1800円、テンキー付きMagic Keyboard(ホワイト)が2万5800円、同(ブラック)は2万7800円。テンキーレスのMagic Keyboardは2万1800円となっている。キーボードはいずれも日本語配列の価格だ。
LightningからUSB-Cに充電用端子を変更したのは、2024年12月28日以降に欧州連合(EU)圏内で販売されるスマートフォン、タブレット、カメラなどの携帯型端末を有線充電する場合に、USB Type-C(USB-C)を採用しなければならないとする規定が定められているため。ノートPCの場合は供給電力が最大100Wに至る場合があるため、現時点では2026年4月までは対象外とされる。
アップルはこれまで、iPhoneが最初に採用したLightningコネクターに周辺機器の充電端子も統一していたが、すでにほとんどのiPhoneやiPadはLightningからUSB-Cへの移行を済ませている。iPhone SEだけはまだLightningを残しているが、こちらも第4世代ではUSB-Cに変更されるはずだ。
なお、Magic Mouseはその底面に充電用のコネクターがあるせいで、充電する際はマウスをひっくり返して置く必要がある。その様子がなんとも間抜けに見えてしまうことが語り草になっているが、LightningからUSB-Cへの変更においては、その配置変更までは考慮されなかったようだ。
- Source: Apple