アスペクト比は4:3を採用する

『エイリアン:ロムルス』、米国でVHS版を限定発売

Image:20th Century Studios

米20世紀スタジオは、今年劇場公開されたSFホラー映画『エイリアン:ロムルス』の4K UHD BD/BD/DVD版を、米国で12月3日より発売するが、これに加えてVHSビデオカセット版も発売することが発表された。

『エイリアン:ロムルス』のフェデ・アルバレス監督は、ロサンゼルスで開催された映画祭「Beyond Fest」での特別上映会で、VHS版がシリーズ45周年記念のコレクター向けアイテムとして限定生産され、発売されることを発表した。

本作はダン・オバノンが脚本を執筆し、リドリー・スコットが監督したシリーズ第1作と、ジェームズ・キャメロンが脚本・監督した2作目の間に起こった出来事を描いている。作品の雰囲気は第1作に近いものが感じられるが、歴代シリーズからのオマージュが多数仕込まれており、シリーズを通して視聴してきたファンがさらに楽しめるようになっている。

VHS版は、シリーズ第1作がリリースされた時代に敬意を表し、4:3フォーマットで収録される。パッケージのカバーアートは、数々の映画の物理リリースでカバーアートを手がけている英国のアーティスト、マット・ファーガソンによるものだ。

Image:Matt Ferguson(Instagram)

なお、限定生産とはいうものの、20世紀スタジオはVHS版の生産数量を明らかにしておらず、価格も発表していない。ちなみに、今年7月にサンディエゴで開催されたComic Con 2024では、映画のVHS予告編なるものが公開されて話題を呼んだ。

日本国内では、『エイリアン:ロムルス』はいまだ劇場公開中だが、米国では封切が1か月早かったこともあり、10月15日からデジタル配信が開始されている。

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