プロセッサは先代と同じか

Galaxy Watch5、Proモデルは80時間のバッテリー持ちになるという噂

Image:Milton Buzon/Shutterstock.com

サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5」シリーズについては、前モデルで好評だった回転ベゼルが廃止されることや、大容量バッテリーを搭載した「Pro」モデルが登場するなど、かなりの情報が届けられてきた。

そして新たに、その他の詳細情報が続々と公開。ドイツのテック系サイトWinfutureは、Galaxy Watch5のバリエーション画像やスペックを一挙に掲載している。

まず標準モデルについては、これまで何度も報告されてきたように、40mmと44mmの2サイズ。ディスプレイは小さい方が396×396ピクセルの1.19インチAMOLED、大きい方は450×450ピクセルの1.36インチAMOLEDを搭載している。かたやProモデルは、本体サイズが少し大きくなっているものの、44mmサイズと同じディスプレイを採用しているようだ。

注目すべきは、これら全モデルに傷つきにくいサファイアガラスが採用されている、と伝えられていることだ。これまの噂では、Proモデルのみに採用されると予想されていた。

またスマートウォッチの使いやすさを大きく左右するのが、バッテリーの持ち時間である。今までGalaxy Watch 5シリーズは全モデルともバッテリー容量が増加すると報じられてきたが、どうやら本当のことらしい。

具体的には、標準の40mmモデルのバッテリー容量は284mAhで、44mmでは410mAhとのこと。その結果、サムスン公称のバッテリー持ちも40時間から50時間に引き上げられたという。これら2つとも厚みはGalaxy Watch 4と同じ9.8mmとされ、容量の増加は影響していないようだ。

その一方でProモデルには590mAhものバッテリーが搭載され、なんと80時間ものバッテリー持ちが見積もられているそうだ。こうした容量の増加は、以前も噂されていた充電速度の倍増(前モデルの4Wから10W)とも符合している。また厚みは10.5mmとのことで、標準モデルより少し増している。

一方で基本スペックについては、前モデルとほとんど変わらないことも伝えられている。搭載チップは先代と同じExynos W920で、ストレージは最大16GBとのことだ。

また全モデルがNFCやGPSに対応し、LTEモデルではeSIMを内蔵。そして心拍数や心電図センサーとは別に、新たな健康関連センサーを備えるとも伝えられている。このうち最後のものは、体温測定センサーの噂と関係があるのかもしれない。

サムスンは来週8月10日に、新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催する予定だ。その場でGalaxy Watch5シリーズのほか、新型の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」および「Galaxy Z Flip4」を発表することが確実視されている。

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