第7世代iPad miniの登場も期待
アップルの10月イベント、M4 MacBook Pro、Mac mini、第11世代iPadなど登場か
アップルが今年も10月にイベントを開催し、新たなMacやiPadを発表することが有力視されている。その場でお披露目されるM4シリーズチップ搭載Macにつき、著名ジャーナリストがラインナップや社内での開発コード名を明らかにしている。
同社の内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、「今後数週間以内に」次の新製品発表イベントを開催する準備が進行中だと述べている。この場で登場する可能性が高いM4 Macと開発コード名は次の通りだ。
- J604:M4チップを搭載した新しいローエンドの14インチMacBook Pro
- J614およびJ616:新たなハイエンドの14インチ/16インチのMacBook Pro。それぞれ2種類のProレベルM4オプション(訳注:「M4 Pro」と「M4 Max」がある)
- J623:M4チップを搭載した新しいiMac
- J773:M4/M4 Proチップで刷新された小型のMac mini
このうち14/16インチMacBook Proはデザイン変更が噂されておらず、有機ELディスプレイ搭載や薄型化は2026年までに実現する可能性は低い。
次期iMacに関しても、デザインが刷新されるとのリーク情報などは見当たらない。昨年秋に登場したM3搭載モデルでは、iPhoneやiPadがUSB-Cに移行するなか、付属のキーボードとマウスがLightning端子のままで驚かれたが、USB-Cに切り替わるかどうか興味深いところだ。
ほか注目すべきは、10月のイベントで「新しい、より低価格のiPad」が発表される可能性が高いと述べていることだ。
たびたび噂される第7世代iPad miniは、より高速なチップやRAMの増量、前面カメラと背面カメラの強化、縦画面で揺れて見える「ゼリースクロール」の修正、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3対応、新しいカラーバリエーション等が予想されている。
ことさらにGurman氏が「より低価格のiPad(「複数形の「iPads」)」表現しているのは、第11世代iPadの登場も示唆しているのかもしれない。