コントローラー同梱せず、徹底したコストダウン?
Meta廉価版ヘッドセット「Quest 3s」の画像が“公式リーク”。純正アプリから見つかる
MetaはVRヘッドセット「Quest 3」をベースとした廉価モデルを開発中と噂され、その製品名が「Quest 3s」になるとの手がかりも見つかっていた。実際にどのようなデザインになるか、Metaの純正アプリから「公式リーク」があったと報じられている。
これはWindows用の「Quest Link」アプリ内から見つかり、大手掲示板Redditに投稿されていたものだ。そこにはQuest 2とQuest 3を混ぜ合わせたようなVRヘッドセットが写っている。
本製品には前面カメラが搭載されているが、Quest 3のように3つの楕円型切り欠きではなく、3つずつ左右2セットにまとめられているようだ。以前はパススルーカメラがないとの説や、あるがQuest 3よりも解像度を落としたとの噂話もあった。
これに先立つ7月下旬、VRヘッドセット用アクセサリーメーカーは、Quest 3sらしき画像をシェアしていた。今回の画像と、多くの部分で符合しているものだ。
これとは別に、中国系ECサイトAliExpressでQuest 3s用のアクセサリーらしき製品が登場しており、そこにはQuest 3と思しきデバイスも写っている。
このヘッドセットは、9月25日に開催されるMeta Connectイベントで、まもなく公式のお披露目となる見通しである。
噂によると、Quest 3は300ドル(約4万2000円)という低価格となり、コントローラーを同梱しない可能性もあるという。その代わり、最近OSアップデートで追加したジェスチャーコントロールに頼るとの説もある。
Quest用Xboxクラウドゲーミングもゲームコントローラーを別途買い足す必要があり、「ユーザーに用途に応じたコントローラーを選ばせる」方針とするのかもしれない。