Rokid Max 2とRokid Stationのセットモデル

<IFA>Rokid、ARグラス新モデル「Rokid AR Joy 2」発表

編集部:平山洸太

Rokidのブース

ドイツ・ベルリンで世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2024」が開幕。ARグラスを展開するRokidは、IFAの開催に合わせて新モデル「Rokid AR Joy 2」を発表した。

Rokid AR Joy 2は、ARグラス「Rokid Max 2」と専用端末「Rokid Station」をセットにしたモデル。セットでの価格は498ドル、Rokid Max 2単体の価格は449ドルとなる。現在公式サイトで先行予約を受付中で、どちらも発送は10月になるとしている。なお、Rokid Stationは既存モデルで、単体の価格は199ドル。

「Rokid AR Joy 2」

Rokid Max 2は、75gの軽量設計を採用し、215インチの映像を仮想的に体験できるARグラス。ソニー製の0.68インチのマイクロOLEDディスプレイを搭載し、フルHD(1080p)解像度、120Hzのリフレッシュレート、50度の視野角(FoV)を実現する。画面の明るさは最大3,000nits。

既存モデルと同じく、本体のみで0.00Dから-6.00Dまでの視度調整が可能。グラスの鼻あて部分にはエアーノーズパッド、テンプルは柔軟なフレックステンプルを採用し、つけ心地にも配慮する。また、指向性が狭くHi-Fiクオリティだというデュアルスピーカーを内蔵する。

セット販売されるRokid Stationは、Android TVを内蔵し、Google Playストアのアプリを利用可能。5000mAhの内蔵バッテリーにより、毎日5時間使っても7日間持つとしている。

「Rokid Station」

ブースではそのほか、ハンドトラッキングに対応するARグラス「Rokid AR Studio」や、Kickstarterでクラウドファンディングを実施していた廉価モデル「Rokid AR lite」も展示。自由に装着して体験できるようになっていた。

「Rokid AR Studio」

関連キーワード: