中国と韓国での限定販売になる見通し
薄型折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6 Special Edition」の画像が登場。2億画素カメラ搭載か
サムスンが折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」の薄型モデルを準備中であり、中国や韓国だけで発売する予定との噂は複数の情報源が伝えてきた。その実物と称する画像を、Android情報サイトAndroid Headlinesが「独占公開」している。
薄型モデルの製品名は、「Galaxy Z Fold6 Slim」あるいは「Galaxy Z Fold6 Ultra」になるとの説もあった。が、信頼性の高いリーカーEvan Blass氏が正式名称は「Galaxy Z Fold6 Special Edition」(Galaxy Z Fold6 SE)であり、折りたたみ時は10.6mmになると主張。Galaxy Z Fold6通常モデルは12.1mmであり、1.5mm薄くなるということだ。
また別の投稿で、Blass氏はGalaxy Z Fold6 SEのメインカメラが2億画素、つまり「Galaxy S24 Ultra」並みになるとも述べていた。内部スペースなどの制約の多い折りたたみ機では、カメラ性能の向上は難しいと思われていたため、本当であれば驚くべきことだ。
さてAndroid Headlinesが公開した画像は、次の通りである。
一見すれば、全体的なデザインはGalaxy Z Fold6通常モデルとほとんど違いがない。パンチホール付きのカバー(外側)ディスプレイ、右側には指紋スキャナー内蔵の電源/ロックボタン、その上に音量ボタンがあるのも同じである。
ただし、背面はマット仕上げの金属製のようにも見える。とはいえ、似たような質感を持つガラスパネルの可能性もあるという。ワイヤレス充電のためにはガラスを使う必要があり、後者が有力なようにも思える。
また、わずかに薄いような印象も受ける。Galaxy Z Fold6 SEは開いた状態では4.9mmという噂もあるが、通常モデルの5.6mmと視認できるような違いが出るかどうかは不明だ。
より顕著な変更は、背面トリプルカメラの形状だ。バンプ(盛り上がり)は通常モデルよりも角張っており、本体からの突出も大きいようだ。これは、上記の「メインカメラが2億画素に強化」説とも符合している。
Galaxy Z Fold6 SEは韓国や中国の規制機関が認証済みだと確認されており、また韓国メディアは9月25日に発売されると主張していた。
なぜ中国や韓国だけの限定販売になるかといえば、Galaxy Z Fold6 SEは非常に高価となるため、全世界で販売するリスクを避けるためとの説もある。特に中国では、サムスンはファーウェイなど現地企業との厳しい「折りたたみ競争」に晒されており、ブランドイメージの回復も狙っているのかもしれない。
- Source: Android Headlines
- via: Sammobile