「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」

サムスンの新型折りたたみスマホ、発売が近い? ファームウェア開発スタートとの情報

Image:Framesira/Shutterstock.com

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」の発売まで、あと数か月と噂されている。そんななか、サムスンが両製品のファームウェア開発を始めたと報じられた。

スマートフォンは、ハードウェアが完成してもすぐには発売できず、市場に出るまでにはいくつかの段階を踏まえる必要がある。新型デバイスにとってファームウェアは最重要なパーツの1つであるため、今回の報道は、発売日が着実に近づいていることを示す兆しといえる。


サムスン関連情報サイトのSAM Mobileは、Galaxy Z Fold 4用として「F936NKSU0AVF2」、Galaxy Z Flip 4用として「F721NKSU0AVF2」のテストビルド開発が始まったと報告している。今後ファームウェアの開発作業が進むにつれて、さらに多くのテストビルドが表面化し、追加情報が得られると予想される。

すでに両デバイスとも、ほぼ完全と思しきスペック情報がリークされている。まずGalaxy Z Fold4のメイン画面は7.6インチのQXGA+ AMOLED(有機ELパネル)で、リフレッシュレートは120Hz。また外側のカバーディスプレイは6.2インチのHD+ AMOLEDで120Hzとされ、現行のGalaxy Z Fold3とほぼ同じ仕様になるとみられる。

RAMは12GB/16GB、内蔵ストレージは256GB/512GBのバリエーションとなり、Android 12とOne UI 4.1.1が搭載される。また4,400mAhのバッテリーと最大25Wの充電は、前モデルから据え置きになるとされている。

一方でメインカメラは現行の1,200万画素から5,000万画素に、光学ズームは最大2倍から3倍に強化されるという。さらに先日発表されたばかりの最新プロセッサー「Snapdragon 8+ Gen 1」も搭載され、順当なアップデートとなりそうだ。

かたやGalaxy Z Flip 4は、メイン画面は6.7インチのフルHD/120Hzという仕様は先代と同じながらも、カバーディスプレイ(外側の画面)は1.9インチから2.1インチと少し大きくなり、バッテリー容量も3,300mAhから3,700mAhへとアップ。そしてプロセッサはZ Fold4と同じSnapdragon 8+ Gen 1が搭載されるとのことで、「小さくてパワフルかつ電池持ちがいい」という仕上がりが期待できるかもしれない。

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