Androidからも手軽に利用可能に

ウェブ版Apple Podcasts公開。Windowsでも手軽にリスニング可能に

Image:Apple

先月、アップルはAppleマップ(ベータ)のウェブ版を公開した。そして今月もブラウザーから利用できるアップルのサービスがひとつ追加されている。

新たにウェブブラウザーで利用可能になったのは、Apple Podcastsだ。これまで、アップルのポッドキャストはiPhoneやiPad、Macなどのアップル製品ではPodcastsアプリから聴くことができたが、Windowsではもはや時代遅れ感のあるiTunesアプリを使うか、iTunesポッドキャスト用のURLを含むリンクをどこかから取得する必要があった。

Windowsと同じくApple Podcastsアプリが提供されていないAndroidデバイスでも、ブラウザーから同サービスが利用できるようになる。

ウェブ版のApple Podcastsは、Safari、Chrome、Edge、Firefoxのいずれからも使うことが可能。アップルいわく、ウェブ版Apple PodcastsはユーザーのAppleアカウントと同期し、シームレスなエクスペリエンスを実現するとのことだ。

アップルが続けざまにサービスをウェブ対応にしている理由は定かではないが、欧州規制当局に対して、専用アプリを利用できなくてもすべてのプラットフォームでAppleのサービスが利用できることをアピールするため、ということも考えられる。

Apple Podcastsのウェブ対応により、ブラウザーから利用できるアップルのサービスはApple Music、Apple TV、Appleマップ、iCloud、Apple Podcastsの5種類になった。また将来的に、Apple Books、Apple News+といったサービスもウェブ対応になるかもしれない。

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