日本向け価格はどうなるのか

「Pixel Watch 3」、前モデルと同じプロセッサーやRAM搭載?画面は最大60Hz対応か

Image:Android Headlines

Googleは8月14日深夜2時の「Made by Google」イベントにて、新型スマートフォン「Pixel 9」シリーズとともに次期スマートウォッチ「Pixel Watch 3」を発表する見通しだ。従来の41mmサイズに加えて45mmサイズが追加、画面のピーク輝度が2倍になる、Fitbitのフィットネス機能が強化されるなどのリークが相次ぎ、ほぼ不明な点は残っていない印象もあった。

そんななか、Pixel Watch 3の搭載プロセッサーやRAMおよび内蔵ストレージ、バッテリー容量などの情報が届けられている。

最新のAndroid Headlines記事によれば、Pixel Watch 3は前モデルと同じクアルコム製「Snapdragon Wear 5100」チップと、初代からの「Cortex-M33」コプロセッサを搭載するとのことだ。これはAndroid Authorityの主張とも一致しており、複数の情報源により裏付けられたことになる。

また搭載RAMは2GBでストレージは32GBだという。こちらも前モデル「Pixel Watch 2」と同じ仕様である。一般的にスマートウォッチは数年にわたり同じプロセッサーやRAMを引き継ぐ傾向があり、「Apple Watch」の更新も数年ごとになっている。

以前Android Headlinesは両サイズとも「AOD(常時表示)で24時間」「バッテリー節約モードで最大36時間」を謳う公式プロモ資料と称するものを公開していたが、今回はバッテリー容量にも言及している。

最新情報では41mmモデルは307mAhであり、Pixel Watch 2の306mAhとほぼ同じ。大型の45mmモデルには420mAhのバッテリーが搭載されるというが、「前モデル」がないために比較はできない。

より注目すべきは、Pixel Watch 3は両サイズとも1~60Hzの可変リフレッシュレートになるということだ。初代モデルとPixel Watch 2はともに最大30Hzだったため、より滑らかな表示や迅速なレスポンスが期待できる。


米国での価格については、41mmのWi-Fiモデルは349ドル、LTEモデルは449ドルになるとの噂話もある。前モデルと比べれば、前者は据え置きだが、後者は50ドル上がるということだ。最近の変動が激しい為替レートのなか、日本での価格がどうなるかは興味深い。

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