据え置き型や電源タップも

Anker最高峰シリーズ“Anker Prime”に「7つの急速充電器」登場。超薄型、バッテリー一体型、世界最小クラスなど

編集部:平山洸太

8つの新製品を発表した

アンカー・ジャパンは、同社充電器の最高峰シリーズ「Anker Prime」より、新たな8製品を発表。8月8日より順次発売する。ラインナップおよび税込価格、発売日は以下の通り。

・「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」14,990円/8月8日発売
・「Anker Prime Charger (65W, Slim, GaN)」6,990円/2024年冬頃発売
・「Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN)」8,990円/8月8日発売
・「Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)」19,990円/2024年秋頃売
・「Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)」12,990円/8月8日発売
・「Anker Prime Charging Station (8-in-1, 240W)」19,990円/8月8日発売
・「Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W)」29,990円/8月8日発売
・「Anker Prime 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル 240W」0.9mm:2,790円・1.8m:2,990円/8月8日発売

Ankerの最先端の充電テクノロジーや最新USB規格などをサポートする、Anker Primeシリーズに新製品が追加される格好。「場所を選ばずに充電できる、高出力で高機能が特徴の最高峰の製品を取り揃えている」とアピールする。なお、Anker Primeシリーズは世界で100万台以上の販売を記録している。

Anker Primeは、同社の最高峰充電器シリーズという位置づけ

今回の新製品は、Anker Primeシリーズの中でも「圧倒的な革新をもたらす業界最高水準を追求した製品群」だと説明。これまで以上に高出力かつ小型化したモデル、新構造を採用したモデル、シリーズ初カテゴリーのモデルなどを用意する。

これにより、カテゴリーや製品を拡充したフルラインナップで展開するとのこと。「最高のパフォーマンスと万能性の2軸で、使用する製品にもこだわるクリエイターの方や、ビジネスパーソンのニーズを満たす」としている。各製品の詳細については、以下でご紹介する。

Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)

Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)

Anker Primeシリーズで初となる、モバイルバッテリー一体型のUSB急速充電器。充電器とモバイルバッテリーの両方で最大65Wの出力が行える。出力ポートとして、USB-Cポートを2基搭載。バッテリーの容量は9,600mAhとなり、スマートフォンを約2回充電できるとする。

側面にUSB-Cポートを搭載

外形寸法は約115×44×42mmで、質量は約308g。一般的な65Wのモバイルバッテリーと比較して、約60%の小型化を実現したとのこと。

ほか、安全のための機能としてActiveShield 3.0を搭載。従来のActiveShield 2.0では温度監視を1秒間に35回行っていたが、これを2倍以上の約80回/秒に増加。高出力かつ小型の製品だからこそ、さらなる安全性を追求したそうだ。

ActiveShield 3.0を搭載

Anker Prime Charger (65W, Slim, GaN)

Anker Prime Charger (65W, Slim, GaN)

クレジットカードほどのサイズながらも、合計最大65Wの出力が行える急速充電器。放熱性の高い内部構造により、薄さと高出力を両立させたという。

出力ポートとして、USB-Cポートを2基搭載。さらに、コンセントのプラグ形状に独自の「ダイナミックプラグ構造」を採用。プラグ自体が90度外側に開いて収納できるようになっている。外形寸法は約86×45×12mm、質量は約80g。

プラグは横向きにたたまれている
プラグ部分を起こした状態

Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN)

Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN)

世界最小クラスだとアピールする、最大100W出力の急速充電器。2基のUSB-Cポート、1基のUSB-Aポートを搭載する。たとえばMacBook Pro(14インチ、M3 Pro)の場合、約30分で50%の充電が行えるという。

外形寸法は約68×45×29mmで、質量は約170g。一般的な約100W出力以上の充電器と比較して、約50%の小型化を実現したコンパクト設計だとしている。

なお、コンセントからプラグが抜け落ちづらい設計を採用。重心位置の調整によって安定性を高めている。さらに、一般的な製品よりもプラグ部分に厚みをもたせたほか、摩擦力を上げる材質を採用している。

抜け落ちにくいようにプラグや重心を工夫している

Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)

Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)

合計最大200W出力に対応する、6ポート搭載の急速充電器。4基のUSB-Cポート、2基のUSB-Aポートを搭載し、6台の機器を同時充電できる。またUSB-Cポートについては、単ポート利用時に最大100Wの出力が可能。

外形寸法は約112×76×35mmで、質量は約563g(本体のみ)。従来の多重保護システムに加えてActiveShield 3.0を採用することで、さらなる安全性を実現したとのこと。

Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)

Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)

合計最大250W出力に対応する、6ポート搭載の急速充電器。4基のUSB-Cポート、2基のUSB-Aポートを搭載し、6台の機器を同時充電できる。またUSB-Cポートについては、単ポート利用時に最大100Wの出力が可能。

大きな特徴として、本体にディスプレイを搭載。側面にあるダイヤルを使うことで、4つの充電モードを切り替えられる。通常は接続した機器を認識して出力を自動配分するが、急速充電したいポートを選択できるマニュアルモードのほか、2台のPC同時充電に最適な固定配分モード、夜間など急いで充電する必要がないときに最適な省電力モードを備える。

スマートフォンアプリに対応し、出力状況の確認や出力モードの設定も対応する。外形寸法は約106×93×40mmで、質量は約640g(本体のみ)。

Anker Prime Charging Station (8-in-1, 240W)

Anker Prime Charging Station (8-in-1, 240W)

合計最大240W出力に対応する電源タップ。2基のAC差込口、4基のUSB-Cポート、2基のUSB-Aポートを搭載し、8台の機器が同時充電できるとする。

こちらのモデルも本体にディスプレイを搭載し、出力などが確認可能。専用アプリとの連携にも対応しており、使用機器に合わせた出力の自動調整にも対応する。

アプリから充電状況などを確認可能

本体の外形寸法は約140×80×18mmで、ACアダプタの外形寸法は約103×78×32mm。本体の質量は約230gとなる。

Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W)

Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W)

14の機能がひとつになったというドッキングステーション。4K60Hz対応のHDMIポートを搭載するため、デュアルディスプレイにも利用できる。また、有線LANポート、オーディオ出力も備える。

急速充電器としては、最大12WのUSB-A×1、最大100WのUSB-C×2を搭載。加えてデータ転送用として、USB-A(10Gbps)×1、USB-A(480Mbps)×3、USB-C(10Gbps)×2を備えている。

背面端子部

GaN(窒化ガリウム)採用のACアダプターを採用するため、ドッキングステーション本体にはコンセントから直接給電が可能。ノートPC等との接続はUSB-C端子となり、デバイスに100Wの給電が行える。外形寸法は約140×97×47mm、質量は約888g。

Anker Prime 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル 240W

Anker Prime 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル 240W

USB PDかつ最大240W出力に対応するUSB-Cケーブル。データ転送においても、最大480Mbpsの転送速度をサポートする。

ケーブルの長さは、約0.9mと約1.8mの2種類がラインナップ。耐久性は一般的なケーブルの約8倍とアピールしており、約30万回の折り曲げにも耐える設計となる。

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