どんどんApple Watchに近づく?

Google、「Pixel Watch 3」用バンド情報がリーク。大型モデルは以前のバンドが流用不可か

Image:Gabo_Arts/Shutterstock

Googleの新製品発表イベント「Made by Google」が8月14日深夜に開催されるのを前にして、すでに「Pixel 9シリーズ」の仕様や新機能はほぼ明らかになっている感がある。その一方で、次期スマートウォッチ「Pixel Watch 3」シリーズに関しては、それほどの量のリーク情報はない。

そんななか、Pixel Watch 3用に新たなタイプのバンドが準備される一方で、大型の45mmモデル(通称「Pixel Watch 3 XL」)が使えるバンドは限られているとの噂話が報じられている。

Android Headlinesは、Pixel Watch 3と同時に発売予定のバンドラインナップを伝えている。以前も同サイトは、大型モデルPixel Watch 3 XLの予想CG画像を公開していたことがある。

それによると、従来サイズのPixel Watch 3(41mmモデル)には10種類のバンドが用意。これにはアクティブ バンド/アクティブ スポーツ バンド/ウーブンバンド/ストレッチバンド/メタル メッシュバンド/メタル リンク バンド/メタル スリムバンド/ツートン レザーバンド/クラフト レザーバンドが含まれる。

これらは全て現行のPixel Watch 2用に存在するが、いくつかの新色があるようだ。アクティブバンドには「ローズクォーツ」、アクティブスポーツバンドには「ウィンターグリーン」、ウーブンバンドには「ピオニー」が、ストレッチバンドには「ウィンターグリーン」と「ローズクォーツ」が追加されるという。

新規に登場するのが「パフォーマンス ループ」バンドであり、「オブシディアン」「ポーセリン」「ピオニー」「ウィンターグリーン」のカラーが用意されるとのこと。どのようなバンドかの説明や画像はないが、製品名からはApple Watch向けの「ソロループ」のようにバックル機構はないが伸縮性がある素材から成るとも推測される。

この新型バンドのみ、どうやら10月まで発売されないようだ。

今回の自称リークで最も注目すべきは、大型の45mmサイズでは使えるバンドが限られていることだ。たとえば「ローズクォーツ」のアクティブバンドと「ベイ」と「セージ」のウーブンバンドは41mmサイズ専用となっている。

つまり41mmモデルで使えるバンドが45mmモデルでは使えない、バンドの互換性がないということだ。前回のリークでも大型モデルのバンドシステムは「わずかに変更」されたと報じられていたが、Pixel Watch 2以前のバンドが流用できない可能性が高まった。

Pixel Watch 3大型モデルは、画面が1.2インチから1.45インチへと広くなり、大型バッテリーを搭載して電池持ちが良くなると予想されている。また製品名は「Pixel Watch 3 XL」ではなく、「Pixel Watch 3(45mm)」になるとの報告もあった

バンドサイズが2種類になること、ブランド名は統一してサイズで区別するなど、Apple Watchのあり方に近づくようだ。

関連キーワード: