日本でもいつか実施する？
Netflix、広告なし最低料金プランの契約打ち切りを開始。まずは英国とカナダから
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Netflixが広告なしの安価なベーシックプラン（日本では月額990円）につき、新規受付を終了してから数か月が経過した。それ以前に加入したユーザーはその後も同じ料金で利用できていたが、海外では一部の加入者に打ち切りを予告し、新プランへの乗り換えを求めていることが明らかとなった。
大手掲示板Redditのあるユーザーは、Netflixアプリに「Netflixを視聴できる最終日は7月13日。視聴を続けるには新しいプランを選択されたい」と表示された写真をシェアしている。米国でのベーシックプランは月額11.99ドルだったが、ここから6.99ドルの広告付きプラン、15.49ドルの広告なしプラン、22.99ドルの広告なし4Kプレミアムのいずれかを選ぶことになる。
Redditのスレッドを見る限り、この通告を受け取ったユーザーの多くはカナダか英国に住んでいるようだ。今年初めの決算説明会でNetflixは、カナダと英国を皮切りとして、第2四半期からベーシックプランの廃止を検討していると発表していた。実際、両国の料金ページには「ベーシックプランは廃止された。プランはいつでも変更可能」と書かれている。
また2月に、NetflixはiOSアプリ経由の支払いを一部地域で終了していた。旧料金の上に30%もの「アップル税」が徴収されるため、打ち切りを急いだのだろう。
ここ最近、動画ストリーミング各社は広告付きプランへの誘導を続けており、Netflixでは5月時点のユーザー数が4000万人を超えていた。当初は大きな反発が予想されていたが、十分に料金が安いことや、テレビと比べればCMの比率が高くないこともあり、抵抗感が薄らいだのかもしれない。
The Vergeの問い合わせに対し、Netflixは上記の決算説明会での声明を指摘したとのこと。「まず英国とカナダで始めた」以上の情報がないことになるが、いずれ日本でも実施されることになりそうだ。
