バンド取り付けシステムも変更

「Galaxy Watch Ultra」公式らしき画像登場。デザインをApple Watch Ultraに近づけたか

Image:Evan Blass

サムスンの新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」(7月10日22時開始)まで2週間を切ったなか、自称リーク情報が急増中だ。

信頼性の高いリーカーEvan Blass氏も、まもなく登場とみられる「Galaxy Watch7」や「Galaxy Watch Ultra」、新型ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds 3」および「Galaxy Buds 3 Pro」の公式マーケティング画像と思しきものを公開している。

まずGalaxy Watch Ultraは、数か月前からスマートウォッチの上位モデルとして噂されてきた。すでに「本体ケースは角張り、ディスプレイは従来通り丸い」予想CG画像が公開されていたが、今回のイメージも符合している。

興味深いのは、ウォッチ本体とバンドの連結システムが変更されている点だ。これまでサムスンはバンド側にスプリングピンやボタンを内蔵させてきたが、UltraモデルではApple Watchのように本体側にボタンがあるようだ。

本体ケースが四角くなったことや、ダークグレーの本体に黄色のアクセントがあること、黄色のバンドに至るまで、Apple Watch Ultraシリーズを彷彿とさせる。

かたや、Galaxy Watch7標準モデルのデザインは、従来シリーズの延長上にある。新色のオリーブグリーンでありつつ、スプリングピン方式のバンドもGalaxy Watch6までと同じらしく、旧型バンドの流用ができそうだ。

ほかBlass氏は、Galaxy Buds 3とGalaxy Buds 3 Proの画像もシェアしている。どちらも2までの豆のような形からステム(軸)デザインに移行しており、少し角張りながらも、アップルのAirPodsに近づいた印象だ。

Image:Evan Blass

このデザイン変更がどういった理由かは、サムスン公式の説明を待つ必要があるが、マイクがユーザーの口元にわずかに近づくため、音声通話やAIアシスタントとの対話が改善される可能性がある。サムスンは生成AI「Galaxy AI」をウェアラブル機器に導入する方針を打ち出しており、理にかなっているように思える。

サムスンはGalaxy Unpackedイベントを7月10日にフランス・パリで開催し(同社はパリ五輪の公式スポンサー)新型折りたたみデバイス「Galaxy Z Fold6」および「Galaxy Z Flip6」を発表すると予想されている。この場でお披露目される製品群は、Blass氏によれば次の通りだ。

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