AF搭載、発売は2024年内

初のアップル公式認定。「空間ビデオ」対応の3D撮影用レンズ、キヤノンが開発発表

編集部:平山洸太

Image:Apple

キヤノンは、3D撮影用レンズ「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」の開発を発表した。2024年内の発売を目指すとしてる。

アップルのヘッドセット「Apple Vision Pro」で視聴できる3D映像「空間ビデオ」の撮影が行えるレンズであり、アップルの社外製品で初めて「空間ビデオ」に対応する認定を受けた入力機器だとしている。同日に開催されたアップルの世界開発者会議「WWDC24」でも案内された。

Image:Canon

レンズの画角は、人間の有効視野に近い約60度。AF機構を搭載するため、一般的なRFレンズと同様の操作感となっており、初心者でも手軽に3D映像を楽しめるという。

対応するカメラは同社のAPS-Cミラーレス一眼「EOS R7」。撮影した映像をアプリ「EOS VR Utility」で変換することにより、空間ビデオの映像フォーマットで保存できる。

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