バッテリーやRAMなどが改善

ASUS、携帯型ゲーミングPC「ROG Ally X」をアナウンス。6月2日に発表へ

編集部:平山洸太

Image:ASUS/YouTube

ASUSは、携帯型ゲーミングPC「ROG Ally X」を6月2日に発表することを明かした。

同社の公式YouTubeチャンネルにおいてアナウンスされたもの。「完全な再設計でもなければ、完全な新世代でもない」としており、大きな改善が行われたものの「ROG Ally 2」ではないという。

現時点で詳細は不明だが、バッテリーがとても良くなっていると説明。またRAMが改善されるほか、ポート類が改善されるなど物理的な変更も加わったという。プロセッサーは引き続き「Ryzen Z1 Extreme」を搭載し、ディスプレイも同様とのこと。なお、これらは12か月におよぶユーザーからのフィードバックに応えたものだそうだ。

米テックメディアのThe Vergeは本モデルについて、今年の後半に出荷されると説明。またバッテリー持ちは最低でも2倍以上、RAMは16GBとなるほか、SSDスロットにはより一般的なM.2(Type2280)を採用する可能性があることを報じている。また、ジョイスティックは交換可能になるとのこと。そのほか、グリップやトリガーなども調整が行われるが、本体はわずかに重くなるかもしれないと報じている。

なおThe Vergeは、現在のROG Allyで問題になっているmicroSDスロットについて、ASUSは認めていないと前置きをしつつ、ROG Ally Xではスロットを排気口から遠ざけるように再配置されていると言及。一方、価格は現在のモデルよりも高い価格になるそうだ。

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