薄く、軽く、色美しく

ワコム、初の有機ELペンタブ「Wacom Movink 13」。13.3型でブランド史上最薄・最軽量

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Image:Wacom

(株)ワコムは、同社初の有機ELを採用したペンタブレット「Wacom Movink 13」を2024年5月15日に発売する。同社直販ワコムストアでの販売価格は118,800円(税込)。発売に先駆け東京・西新宿の同社東京支社では、4月25日から28日にかけて先行体験会を実施する。

プロクリエイターならびにデザインやアートを学ぶ学生のニーズに応えて設計/開発したという13.3型のフルHDペンタブレット。同社製品では初となるサムスン製有機ELディスプレイ採用により、重さは420g、厚みは最薄部で4mmと、同社製品史上最薄・最軽量を実現。ペンタブを持ち運び、さまざまな場所でクリエイティブ制作をしたいと望むクリエイターに最適だとしている。

同社初の有機ELディスプレイ採用により、表示の美しさはもちろん薄型化/軽量化など使い勝手も向上(Image:Wacom)

有機ELディスプレイは最大表示色10億7374万色、コントラスト比100,000:1で、PCI-P3は100%、Adobe RGBは95%をカバー。豊かで深い黒と並外れた色精度をも実現したと謳う。また、Pantone認証/Pantone SkinTone認証を取得しており、工場出荷時にキャリブレーションを実施。購入後も必要に応じて、別売りアクセサリー「Wacom Color Manager」を使用したハードウェアキャリブレーションを行える。

このほかにも、有機EL採用によりペンの操作性/応答速度が向上。その一方、視差、画面を強く押した際に生じる波紋、発熱、ファンの騒音など作業を妨げる要素が低減されているという。

ディスプレイ表面にはコーニング社の「Gorilla Glass」、ボディにはマグネシウム合金を採用し、バッグに入れて持ち運んでも壊れにくい耐久性を確保した。

付属の専用ペン「Wacom Pro Pen 3」は、本モデル用の新規デザインを採用。高精度な筆圧感知と傾き検出機能はそのままに、ペン先が細く、洗練されたデザインで、視認性が向上したという。また、持ち運び時のアイテム数を減らすため、芯抜きを備えた替え芯ホルダーが内蔵されている。

付属ペン「Wacom Pro Pen 3」は新規デザインを採用(Image:Wacom)

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