ソフトウェア更新で直ることを祈るばかり

Google Pixel 6aで「誰の指でもロック解除できる」不具合が報告

Image:Google

Googleの最新スマートフォン「Pixel 6a」は28日に発売を控えているが、それを前にして「ユーザー本人の指紋でなくともロック解除できる」欠陥がある可能性が浮上している。なぜ発売前にそんな話が出るかといえば、すでに分解動画が登場するほど本体が出回っているからである。

まず、YouTuberのBeebom氏の動画を観ていただきたい。検証チーム3人のうち2人が指紋を3種類だけ登録した後に、未登録のBeebom氏が指でロック解除していることが確認できる。

同じくYouTuberのGeekyranjit氏は1人で検証しているが、こちらも別の意味で衝撃的だ。

右手の親指を登録した跡に、登録していない左手の親指を使ってPixel 6aをロック解除できているのだ。他人の指で認証されるよりはマシだが、それでも問題には違いない。

歴代のPixelスマートフォンはバグやハードウェアの問題を抱えたまま出荷されることが恒例となっており、Pixel 6aも発売時に何も問題がなければ逆に驚くべきことだ。

上位モデルのPixel 6も、ディスプレイがちらつく、修正アップデートを適用するとWi-Fiに接続できなくなる、指紋認証が遅い、そもそもロック解除できないなど山積みだった。

いま懸念される点は、「誰の指でもロック解除」の原因がどこにあるか、ということだ。最も希望的な観測は、これらPixel 6aが発売前のものであるため、ソフトウェアの問題が残っている可能性だ。

逆に最悪の事態は、ソフトウェアで修正できないハードウェアの不具合によることだろう。GoogleはPixel 6aでは、評判の良くなかったPixel 6の指紋センサーとは異なるものを採用すると約束しており、この変更が一因となっているのかもしれない。

Pixel 6aは5万円台という手頃さで、上位モデルと同じTensorチップを搭載し、RAM(上位の8GBから6GBに減量)やカメラ性能、ディスプレイの仕様(画面サイズや最大フレッシュレート)の他は、ほぼ同等のスペックだ。それだけに人気も高く発売後の滑り出しも上々と予想されるが、その期待を裏切らないように祈りたいところだ。

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