あくまでうわさ…どうなる?

新しいApple PencilはVision Proに対応? アップルがテスト開始のうわさ

Image:Apple

現在のApple Pencilは、iPadで手書き入力をするためのものだが、将来のバージョンはiPadだけでなく、Vision Proヘッドセット使用時にも使えるようになるかもしれない。

MacRumorsが事情に詳しい人物から得たという話によると、アップルはvisionOSに対応する新型Apple Pencilのテストを社内で開始したという。Vision Proに対応する描画アプリとしてはFreeformやPixelmatorなどがあるが、これらを使用する際に、将来のApple Pencilが使える可能性があるとのことだ。

あくまで想像でしかないが、たとえばvisionOSがユーザーの目の前にある机の表面を検出し、そこに描画ソフトウェアなどのウィンドウを敷くように移動させて、ノートを筆記する感覚でApple Pencilを使えるようになるのかもしれない。

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現在Vision Proには仮想キーボード、Bluetoothキーボードなどを使用してテキストを入力することができる。これに新しいApple Pencilを使ったテキスト入力が加わることも考えられる。

新しいApple Pencilは、iPad ProとiPad Airの新モデルとともに4月に発売されるとのうわさだが、visionOSに対応するとは確認されていない。もちろんvisionOS側にも、ソフトウェアアップデートが必要になるだろう。

アップルは例年、年時開発者会議のWWDCを開催する6月に、各デバイス用OSのメジャーバージョンアップを発表するため、visionOS 2はそこでの発表になると考えられる。そしてリリースは早くとも9月頃になるだろう。また、visionOS 1.2の最初のベータ版は、早ければ今週にもリリースされる可能性があるという。

ちなみにMacRumorsは、visionOSがサポートする新しいApple Pencilの計画を、アップルがうわさされるとおりに進める保証はないとしている。

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