値上げしすぎると廉価なaシリーズの意味が

Googleの廉価スマホ「Pixel 8a」がFCC認証申請中?5月イベントで発表か

Image:Chun Bhai/X

ここ数年、Googleは秋にフラッグシップのPixelスマートフォンを投入し、数か月後に廉価モデル「Pixel a」シリーズを発表するパターンを繰り返している。一昨年は「Pixel 6a」、昨年は「Pixel 7a」を5月の年次開発者会議Google I/Oにてお披露目していた。

今年も5月15日午前2時(日本時間)にGoogle I/Oの開催が迫るなか、Googleが「Pixel 8a」と思しきデバイスの認可をFCC(米連邦通信委員会)に申請したことが明らかとなった。

スマートフォンなどの無線デバイスを米国内で販売する前には、FCCから承認を受ける必要がある。そのため、結果的にFCCの公開するデータベースが「最も信頼性の高いリーク情報源」となっている。

今週初め、Googleは未発表のデバイス4機種をFCCに申請。それらのモデル番号はG8HHN、GKV4X、G6GPRおよびG576Dである。申請書類には、各デバイスは「電話」と記載、それらは全て互いの「バリエーション」とされている。

これまでにもGoogleは、5Gミリ波対応モデルと非対応モデルのように、様々な国やキャリア向けに微調整したスマートフォンをたびたび投入しており、実質的に同じスマホに複数の亜種があることも日常的である。

すでにPixel 8aに関しては、数々のリーク情報が届けられてきた。昨年10月には再現CG画像が登場し、続いてダミーモデル写真も公開。画面サイズは約6.1インチでフラットディスプレイ、背面のカメラバーはPixel 7aのまま。本体サイズは72.6W×152.1H×8.9Dmmで、Pixel 7a(72.9W×152.4H×9.0Dmm)より少し小さくてスリムといったところだ。

今年初めにはベトナム(Pixelスマホの組立工場がある)から流出したというパッケージ写真も出現。箱をよく見ると「G6GPR」という型番が印刷されており、今回のモデル番号の1つと符合している。

またGoogleも公式のバグ追跡ページにて、「この表示(バッテリー情報の新機能)はPixel 8a以降でのみ有効であり、意図した通りの動作だ」と書いていたこともあり、あまり隠す気はないのかもしれない。

廉価スマホで最も気になるのは価格だが、EUではPixel 7aの499ユーロから569.90ユーロに値上げになるという小売業者からの情報もある

日本でのPixel aシリーズは年を追うごとに高価となり、Pixel 6aが5万3900円、Pixel 7aは当初は6万2700円だったが昨年11月に6万9300円(以上、すべてGoogleストア)に価格改定していた。Googleが戦略的にPixel 8aの価格を抑えるのか、それともストレートに円安を反映してさらに値上げするのか、行方を見守りたいところだ。

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