Twitterユーザーのリクエストに回答

テスラがアップルAirPlay対応を検討。車載オーディオの音質改善に向け

Image:Tesla

テスラCEOのイーロン・マスク氏は、テスラの車載オーディオで使われているBluetooth経由での音楽再生における音質を改善するため、アップルのAirPlayの使用を検討すると述べた。

自動車関連ニュースサイトElectrekによると、マスク氏はModel 3やModel Sの新バージョンなど新しいテスラ車では、サウンドシステムの品質をこれまで以上に重視している。しかし、車内でスマートフォンからワイヤレスで音楽を再生するとなると、Bluetoothを通じた再生となる。一般的にBluetoothによる音楽伝送では、データに不可逆圧縮処理が施され、音質が劣化してしまうのだ。

5月下旬、TwitterユーザーのShibaDoge氏は、イーロン・マスク氏に対し「テスラのスピーカーシステムはとても良いが、Bluetoothの音質には限界がある。AirPlayを追加して貰えないだろうか?AirPlayはロスレスでのストリーミングが可能で、(テスラには)必要なハードウェアはすでにある」とリクエストした。

これを見たイーロン・マスク氏は、「テスラのオーディオ技術部門と、この件やその他の改善について打ち合わせる予定だ。新しいModel SとModel Xのサウンドシステムは素晴らしいものだよ」と応じた。

AirPlayは、主にWi-Fiを用いてオーディオ伝送を行う。Wi-Fi環境があればすなわちAirPlay対応できるというわけではないが、テスラ車にはWi-Fi機能が搭載されていることから、AirPlay機能を追加できる可能性は確かにある。とはいえ、テスラはこれまでアップルの技術を採用することは避けてきた過去がある。

たとえば、あるテスラオーナーはアップルのCarPlay機能をテスラ車に導入するよう求めたが、このアイデアは検討もされなかった。Android Autoに対しても同様だった。テスラは独自のソフトウェアでインフォテインメントだけでなく、エアコンの操作からドアロック操作など重要な機能も提供しており、CarPlayやAndroid Autoにタッチスクリーンを割り当てることが難しいと考えられる。

なお、Gizmodoによると、テスラのオーディオ技術者の多くは高級オーディオメーカーのBang&Olufsen出身とのこと。そのことを考えると、いまのままでも充分に良い音で音楽を楽しむことはできるのではないだろうか。もちろん、良いスピーカーだからこそ、より良い音で聞きたいと思う気持ちも理解できる。

マスク氏はAirPlayやその他の改善について打ち合わせると言っているので、数か月後には何か良いニュースがもたらされるかもしれない。

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