ビックカメラで取り扱い予定
美的集団の白物家電ブランド「Comfee’」日本で本格展開へ。谷まりあさんアンバサダー就任
日本美的株式会社は、同社の白物家電ブランド「Comfee’」(コンフィー)の日本国内における本格展開を発表。3月からビックカメラにおける取り扱い開始もアナウンスした。
日本美的の本社となる美的集団(Midea Group)は、今年で創業56年目になる中国の家電メーカー。世界最大の家電メーカーとして、16万人の従業員を抱えており、2022年に約480億ドルの総売上高を達成したという。なお、同社は東芝ブランドの白物家電事業も傘下に収めている。
そしてComfee’は、同社がイタリアで立ち上げた家電ブランド。シンプルなデザインと直感的な操作性を追求しており、現在イタリア、イギリス、ドイツといったEU圏の若者から人気を得ているとのこと。
Comfee’は2019年に国内市場に参入。トースター、電子レンジ、冷蔵庫、オーブンレンジ、食洗機、エアコン、冷蔵庫などを展開している。国内での売上については、年51.31%の成長を見込んでおり、2024年には3800万ドル、2025年には5200万ドル、2026年には6000万ドルを予想しているという。
発表会では、2027年までの日本での目標として、中国4大メーカーの白物家電ブランドの中で、市場シェアナンバーワン、オンライン販売シェアのナンバーワンを実現したいと説明。これに伴い、プロモーションや販路を拡大していくと表明した。
すでにECストアでは楽天市場とAmazonにて展開しているが、3月からは家電量販店のビックカメラでも取り扱い予定。また、3月1日から実施が予定されているAmazonのビッグセール「新生活セール」にも参加する予定とのことだ。
日本での展開強化にあたり、Instagramで350万人以上のフォロワーをもつ、タレントの谷まりあさんをブランドアンバサダーに起用することもアナウンス。日本だけでなく、海外においてもアンバサダーとして活動する予定だとしている。
イベントに登壇した谷さんは、Comfee’の製品について「すごいスタイリッシュだったり、お家に合わせて楽しんで頂けたらと思う」とコメント。また新生活の時期であることに触れ、「自分の生活を良くして楽しみながら、毎日進んでいってほしいなと思うので、ぜひそういう時にComfee’さんと一緒に力になれたらと思います」と意気込みを語った。
谷さんを起用した新しいブランドビジュアルは、本日より展開開始。渋谷駅や原宿駅でのポスター掲出や、オンラインでの広告掲載などを行っていくとしている。