第2世代以前のAirPodsは「探す」非対応に注意

盗まれたAirPodsを「探す」アプリで追跡、カーチェイスの末に犯人逮捕

Image:ParabolStudio/Shutterstock.com

アップルの忘れ物トラッカー「AirTag」により窃盗犯や強盗が追跡され、犯人逮捕に繋がった事例はすでに珍しくなくなっている。しかし新たに、盗まれた「AirPods」と「探す」アプリのタッグから、警察と自動車強盗のカーチェイスが繰り広げられたと報じられている。

米カリフォルニア州・バークレー警察は、サンフランシスコ地域の各都市で起きた自動車強盗の捜査に関連して、7月初めに男女を逮捕したと発表した。オークランド(カリフォルニア内の港湾都市)警察の巡査部長が、盗難に遭ったAirPodsを「探す」アプリにより追跡した結果、犯人らを発見したとのことだ。

その位置情報から巡査部長は、薬局チェーン・ウォルグリーンの駐車場にあった車両を発見。その中にいた人々は「車からモノを捨てていた」ことから、最近の自動車強盗に関与した車であると認識したそうだ。

そこからアラメダ郡保安官事務所が飛行機を派遣し、車を追跡することになった。なお空中から容疑者の車両を追うことはレアケースではなく、以前もオーストラリアでiPadを盗んだ窃盗犯が「探す」アプリで場所を特定され、警察のヘリに追跡されていた(犯人は時速100kmでトラックに衝突して死亡)。

今回の容疑者はオークランドで停車しようとしたものの、そこから逃走。さらにオークランド、サンレアンドロ、リッチモンド、オールバニなど複数の都市を駆け抜け、最終的には運転していたアウディを乗り捨てたバークレーで発見されたという。

盗まれたAirPodsが犯人の居場所を教えたことは、今回が初めてではない。5月には、あるF1ドライバーが「探す」によって窃盗犯を追い詰めていた。また4月には、ウクライナの人々から略奪されたAirPodsが、ロシア軍の行き先を教えてしまったことがある

実はAirPodsが「探す」ネットワークに対応したのは意外と遅く、2021年10月のことである。また対応モデルはAirPods(第3世代)、AirPods Pro、AirPods Maxに限られる点も注意したいところだ。

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