トレンドトピックを探しやすく

Threads、トレンド一覧表示機能を導入開始。まず米国から

Image:Threads

MetaのCEO・マーク・ザッカーバーグ氏は、Twitter風分散SNS「Threads」に、ユーザーの間で活発に議論されているトレンドトピックをまとめてリスト表示する機能をテストを展開し始めたとThreadsへの投稿で述べた。

このリストは、検索タブとFor Youフィードに表示され、トピックを選択するとそれに関する投稿だけを閲覧できるようになる。

Image:Mark Zuckerberg(Threads)

Instagramの責任者アダム・モセリ氏によると、リストに表示するトレンドトピックは、それらについてどれだけの人が話題にしているか、またそれに関する投稿にどれだけの人がリアクションしているかを考慮し、AIシステムを使って選択される。

また、選択されたトピックがThreadsのコミュニティ・ガイドラインに違反していないか、他との重複や混乱がないかを、専門のチームが人力でチェックしているとのことだ。また、ガイドラインに違反する可能性があるトピックを見つけた場合、ユーザーがそれを報告することも可能だ。

なお、今年は11月に米国大統領選挙が行われるが、Threadsは政治動向に関するトレンドは「トピックリストに掲載される可能性がある」とした。Metaは2月9日、InstagramとThreadsについてはユーザーがオプトインしない限り政治的内容を含むコンテンツを推奨しないと述べていたが、それはトレンドには適用されず、コミュニティ・ガイドラインと照らし合わせて問題がある場合にのみ削除されるということだ。

トレンド機能は、その時々の最新ニュースや話題を知るのに便利なので、待ち望んでいたユーザーも多いはずだ。ザッカーバーグ氏は今はまだ米国でのみの展開だが「調整が完了したら、より多くの国と言語で展開する予定」だと述べている。

関連キーワード: