パストレーシング対応を目指すとのこと

PS6は「同世代で最もパワフル」に?プロセッサーはAMDが確実視

Image:Alena Veasey/Shutterstock.com

いよいよNintendo Switch後継モデルの噂が本格化しているなか、ソニーが次期「PlayStation 6」を同世代で最もパワフルなゲーム機にすることを目指していると、有力情報筋が主張している。

ゲーム業界の未公開情報に詳しいYouTubeチャンネルRedGaming Techは、約1年前からPS6の開発が進められているものの、CPUやRAMなどの具体的なスペックはまだ確定していないと述べている。

この時間軸は、ほぼ1年前に別の情報筋が伝えた、PS5のリードシステムアーキテクトだったマーク・サーニー氏が、再びPS6のハードウェア設計担当に選ばれたとの噂とも符合している

今回の最新情報によると、現在ソニーは開発スタジオと話し合ってシステムを調整しているとのこと。同社が検討している(プロセッサー)ベンダーはAMDだけのため、AMDチップが採用されることはほぼ確実だという。

まだシステム仕様は固まっていないものの、ソニーはPS6を「その世代で最もパワフルなゲーム機にする」ことを目標としており、時間を掛けることを厭わないという。かつてマイクロソフトは、PS6の発売は2028年以降だと示唆していたが、ソニーも腰を据えて取り組むつもりかもしれない。

この目標をどう達成するかはまだ不明だが、ソニーは「革新的で高度なゲーム体験」を実現すべく、レイトレーシングとパストレーシング(レイトレーシングを発展させた技法。非常にGPUへの負荷が高い)、機械学習とAI(特にNPCとのやり取り)の開発に膨大な努力を注いでいるとのことだ。

そのほか、今回のビデオでは、いわゆる「PS5 Pro」についての最新情報も提供している。

まだソニーは中世代機(現行モデルを強化した、次世代機に至らない改良版)を発表していないが、最近サードパーティの開発スタジオに開発キットが届き始めていることから、本当に発売される可能性が高まっているという。

新型ハードウェアが開発・発売中止される事態はよくあり、100%リリースされる確証はない。とはいえ、すでに開発キットが出荷されているのが本当であれば、「PS5 Proは2024年末に発売予定」との噂を裏付けることにもなる。

次世代ゲーム機に関しては、ソニーとマイクロソフトが、ともに携帯ゲーム機を開発中とみられている。数年後には大手3社が、据え置き機とモバイルの両方で三つ巴の戦いを繰り広げるのかもしれない。

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