ウホッ
「X」がApp Storeの米ランキング1位に。その理由は“ドレイクのヌード”とされる動画拡散?
グラミー賞常連アーティストのドレイクがあられもない姿を晒していると噂される流出動画がX(Twitter)上に出回り始め、それに反応してミームの嵐がSNS上に巻き起こっているようだ。
Drake Leaked Videoと記された動画は、ドレイクが自撮りをしているような映像が映っているとされて瞬く間に拡散し「Drake」が米国においてXのトレンドに現れるきっかけになった。映像を見た人いわく、それはNSFW、いわゆる職場閲覧注意なものに違いないが、顔がほとんど見えないため、ドレイク本人と断定することは難しいとのことだ。
それでも、ドレイクの新MVかなにかが流れてきたと勘違いした無防備なファンの幾人かは、あからさまな映像を目にしてショックを受けたかもしれない。
X(Twitter)では先月下旬にもテイラー・スウィフトのAI生成された露骨なフェイク画像が拡散した。今回のドレイクの件でも、このSNSは事態の収拾に手間取っていると伝えられている。
Xのポリシーでは、デリケートなコンテンツに関しては、警告を付けることでそれを共有することは許可されている。ただし、スウィフトや今回のドレイクのケースのように、当人の同意が得られていないものは、共有できない決まりだ。X広報担当のジョー・ベナロック氏Xは「すべてのユーザーに向けて安全で敬意を持った環境を維持することに全力で取り組んでいる」とし、同意のない露骨な画像の共有については「一切容認しない方針」を掲げているとThe Vergeに述べた。
一方、現X(Twitter)オーナーであるイーロン・マスク氏は、XのiOSアプリがApp Storeのダウンロードランキングで1位になったと投稿し、自慢した。
このApp Storeでのランキング上昇は、人気歌手の普通なら見られない画像や動画の拡散が相次いだことに関連しているのかもしれない。
ちなみに、Xはテキサス州オースティンに新たな信頼と安全センターを設立するなど、コンテンツモデレーションの取り組みを再構築する動きを見せている。