セーブデータは引き継げる“こともある”

Apple Arcadeから消えたゲーム、その後どうなる? アップルが公式説明

Image:DANIEL CONSTANTE/Shutterstock.com

今週初め、アップルのゲーム定額サービス「Apple Arcade」がまもなく15本のゲームを配信終了することを告知して話題となった。あるゲームが同サービスが削除されたことは前にもあったが、公式に予告したのは初めてだからだ。

では、配信終了となったApple Arcadeゲームはいつまで遊べるのだろうか。また、長い時間をかけて育てたセーブデータはどうなるのか? 開発者が改めてApp Storeに有料版アプリとして公開するのか? アップルがそれらに回答するように、公式サポート文書を公開した。

まず、Apple Arcadeから削除される前にゲームをダウンロードしていたユーザーは「その後少なくとも2週間」はプレイし続けられるという。プレイできなくなったArcadeゲームを遊ぼうとすると「利用できなくなりました」というメッセージが表示されるとのことだ。

そしてゲームがApple Arcadeから削除される場合、開発者はApp Storeでそのゲームを公開する場合があるそうだ。もっとも、そうしたゲームはArcade版とは異なる場合があると述べられている。

実際、以前はアプリ内課金や広告表示をしていたゲームアプリが、Apple Arcadeで配信されるにあたってそれらを削除した例もある。その逆に、一般アプリとしての再公開にあたり、有料DLCやアプリ内広告が復活してもおかしくはないだろう。

そしてアップルいわく「開発元がApp Storeでゲームを公開していて、セーブした進行状況を読み込めるようにしている」場合は、Arcade版で最後にプレイしていた場所から引き続きゲームを楽しめる。つまり、セーブデータが引き継げる“こともある”ようだ。

有料DLCや広告を復活させたアプリは、Apple Arcade版とはプログラム的には別ものであり、セーブデータも流用しにくいはず。アップルもそこまでは責任が持てず、開発者次第だと一般論を再確認している格好だ。

米MacRumorsの情報筋によれば、Apple Arcadeを立ち上げた当初は多くの開発者と3年契約を結んでおり、その中には期限が近づいても更新されないものもあるらしく、そのため一部のゲームが削除されることになるそうだ。

アップルとしても、人気の低いアプリの開発者にいつまでもライセンス料を支払うのは合理的とはいえないだろう。またXbox Game Passなどゲーム定額サービスは、総タイトル数は一定のなかで一部のタイトルを定期的に入れ替えており、アップルもようやくその慣習に倣うことになるようだ。

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